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会社行きたくない気持ちがゆるゆるほどける本/加藤隆行【お休みの日はまったり読書】

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もっと前に出会いたかった一冊!

『無敵シリーズ』の著者、加藤隆行さんの新刊です。

内気で病弱、幼いころから劣等感が強く、コミュニケーションが苦手だったという加藤さん、通称かとちゃん。
NTTにSEとして入社、企画開発に携わりバリバリ働いていた加藤さんですが、30歳のころに体調が激烈に悪化…!
3度の休職と入退院を繰り返し、次第に自身のココロと向き合うようになり、心理カウンセラーとして独立したそうです。

そんなかとちゃんだからこそ書ける、会社行きたくない気持ちをどうやって切り替えるかがわかる方法が、この本にはたくさん載ってます!

たとえば、あなたはまわりのみんなの活躍を見て、劣等感を感じたりしませんか?
「同期で入社したアイツはずいぶん出世したのに、オレはいつまでたっても平社員のまま…」とか
「後輩のあの子のほうが、わたしよりずっと仕事ができて情けない…」とか。

わたしはバリバリありました^^;
いつも「わたしってダメな奴だなぁ」「みんなの役に立てていないなぁ」と落ち込んでいたんです。

でも本当にそうだったのかな?とこの本を読んで振り返りました。

わたしは保険会社で事務をずっとしていたのですが、保険て小難しいんですよ(笑)
甲が乙がって、誰のこと言ってんねん!ってなるw

そういう保険の専門的な質問をされるとドギマギしてうまく答えられなかったり、誤解を招く回答をして後で叱られたり。
そんなわたしを上司がいつも見張っているような気さえしていました。

けどね、今振り返ると、こんなこともあったんです。
いつものように代理店さんからの電話に出たときのこと。

「ああ、きょこさんが出てくれた、よかった~」
「ええ?どうしてですかー?」
「だってね、こんな簡単なコト聞いたらバカだと思われるとおもって…。きょこさんいつも優しく教えてくれるからさぁ、きょこさんが出てくれないかなーって思ってたの」

そんな風に言ってくれる方がいたんです。

こんなトンチンカンなわたしでも、人にそんな風に思ってもらえてるんだ。
すっごくうれしい気持ちになったのを覚えています。

そのほか、申込書の入力や書類の整理など、得意だなと思える仕事もたくさんあったし、パソコンの使い方を教えてあげられる場面だってあった。
わたしにはわたしの輝ける部分がちゃんとある。

なのにそこに当時は気づけなくて、足りてないところにばかり目が行き、「わたしってダメな奴だなぁ…」といつも思っていたんです。

アナタはどうでしょうか?
自分て仕事出来ない奴だなぁと思ってませんか?
また失敗をしてまわりにため息つかれてるなぁと思ってませんか?

大丈夫、アナタにはアナタのいいところがちゃんとあるから。

見てくれてる人はちゃんと見てくれてるから。

どうしてもそれが信じられないなら、アナタが信用できる相手に、「わたしのいいところってどんなとこ?」って聞いてみてください。
絶対にあるから。

絶っっっ対に、あるから。

この本は主に会社におけるコミュニケーションに的をしぼって書かれた内容ですが、日常生活の人間関係に置き換えて考えることもできる本です。

「わたしってダメな奴」

そう思ってる人は、試しに読んでみて。
読み終わったころにはきっと少し勇気がわいているはずですよ*^^*

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↓ 「APDだけど楽しく生きてます!(仮)」2021年刊行予定です!


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