【週末ヨンデプット】「学び」の前に「学び方」を学ぼう
「なんとなく"学ばないとやばい…"って思っているけれど、何を学んだらよいのか正直よくわからない…」
「どうやって学んだらよいのかわからない…」
「本はたまに読むけど読みっぱなし、内容はなんとなく覚えているつもりだけど、活かせてる…?」
「何かにつけて効率が悪い、時間がかかる、本を読むのも遅いし…」
「何でもかんでも手をつけようとしてしまい、結局何も身についていない…」
私がこの本を手に取ったのは、こんな状態から抜け出し、学びを深めたいと思ったからでした。
加えて、ランニングフォームのように、何事も型を整えて進めた方が効率が良いよなということが分かってきたため、「学び方を学ぶ」ということは学びを効率的に行うためにも必要な知識だと思ったからになります。
この本に求めていること・期待値は「学びのコツ」です。
ここではじめにを少し抜粋してみます。
本書は、「学ぶ技術」を速読術、記憶術、試験必勝法といった即効性のあるスキルを身に着けるためのものではなく、「ビジネスパーソンとして成長し続けるために、日常生活そのものを、学び続けるサイクルにするためのもの」と位置づけて紹介していきます。(中略)キーワードは2つあります。1つ目は「時代の変化が速く、そして大きくなっていること」。2つ目は「長寿命化により、現役時代が長くなっていること」です。この2つの大きく、不可避な大波を乗り越える、または乗りこなすには、「学びを楽しめる人間になること」、「学び続けるマインドセットを持つこと」、「そして学び方を身につけること」を実現していくほかに手はないと著者は考えています。(「はじめに」より)
「学びのサイクル」を回そう!
本書は下記の学びのサイクルに沿って進行されていきます。
学びのサイクルは、おおむね次の5つからなります。
① キャリアを考える、そして何を学ぶのかを決める・見定める
② インプットする
③ 次のために振り返る
④ アウトプットする
⑤ フィードバックを受ける
(18~19ページより)
本書の要点を端的に言ってしまうと、この「学びのサイクルを意識的に回そう、継続的に!」ということになると思います。
この「学びのサイクル」を知り、回し続ける、習慣化やクセづけできることで、人生は豊かになる、ということです。
じゃあどうやって各々のプロセスを実行していくのか、ということについては、各章で易しく解説されています。
詳細に知りたい方は、是非、本を手に取ってみてください。
私の尊敬している人は、学びのサイクルを回し続けていることに気づく
そういえば、私の尊敬している人を思い浮かべてみると、本や新聞に限らず、その日あった出来事や遭遇した事象など、些細なことなどにおいても何かしら意識的に考え学びに変え(インプットや振り返り)、SNSなどのメディアで発信(アウトプット)されています。
しかも毎日です。
毎日毎日継続されていて、しかもためになる質の高い内容で、別世界の人間、いつも尊敬しています…なんて目線で見ていたのですが、その方々がやっているのって上記の学びのサイクルそのままなことに気がつきました。
①なりたい自分の姿を明確に持っていて、②③何からも学ぶ姿勢を持ち、頭の整理をし、伝え方を考えることにより学びを定着させ、④一定の長さにまとめて発信する、⑤コメント欄などでフィードバックを受ける、正に上記の学びのサイクルそのままです。
それをずっと継続して実践する環境を構築されている、このような人を身近で毎日感じている分、この学び方を知ったときは、なるほどと紐解けていく感覚を覚えました。
そして、次の課題になってくるのは、じゃあどうやってサイクルを回し続けるか、ということです。
この本を読み終えた私はというと、一つの学びのサイクルをつくることにしました。
【週末ヨンデプット】です。
「週に一冊本を読み、noteで発信する」というサイクルです。
・日曜日始まり
・課題図書は日曜日までに決める
・noteで発信するのは土曜日か日曜日
以上のルールで実施していこうと決めました。
習慣化のために、頻度と時間軸(週単位)を決め、遂行するための時間を確保しやすくしてみました。
そして早速、本からの学びを記憶に残すためにnoteに発信しようと奮闘しているのですが、むちゃくちゃ時間がかかってしまい、伝えたいこともうまくまとまらず、全くうまくいきません。
伝えたいことをまとめながら読んでいく、自分に刺さった一節を抜き出しておく、後から見て引っ張り出しやすい形で残しておく、どこに残していくか?など、作戦が必要なようです。
ここが振り返りのチャンスだし、試行錯誤の楽しみ、伸びしろ!地味に続けて行くしかないですね、これが学びにつながっているハズ。
ただし、意気込みすぎや無理は禁物、一気にモチベーションが下がります、とのことでした。
さぁ、このサイクルが習慣化できるまでは、本書を手元に置いておいて、サイクルがちゃんと回せているかどうかを見返しクセづけていく、各プロセスの進め方を振り返るという使い方をしていこうと思います。
また、来週末にヨンデプットでお会いしましょう。
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