伊藤忠商事 中古車販売大手ビッグモーターと事業再建に向けた契約を締結

伊藤忠商事は6日、中古車販売大手ビッグモーターと事業再建に向けた契約を締結しました。
詳しくは、下記の毎日新聞ニュースを参照ください。

 伊藤忠商事は6日、中古車販売大手ビッグモーター(BM)と事業再建に向けた契約を締結した。伊藤忠は投資ファンドなどと新会社を設立し、自動車保険の保険金不正請求問題を起こしたBMの中古車販売事業など主要事業を引き継ぐ。BMの創業家は新会社に関与しないという。
 伊藤忠、国内投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)と、伊藤忠の子会社で燃料事業などを手がける伊藤忠エネクスの3社は、4月後半をめどに新会社を発足する。会社分割方式により、新会社が主要事業を担う。中古車販売の優良店舗や整備工などの社員も引き継ぐ。譲渡額は非公表。  
 伊藤忠は昨年11月、3社連合でBMから独占交渉権を得て、事業再建の可能性を探るための資産査定(デューデリジェンス、DD)を進めてきた。その過程で、BMには店舗網などの顧客接点の多さ、膨大なデータ蓄積による効率的な仕入れなどの強みがあると判断した。  
 伊藤忠は輸入車などを販売する「ヤナセ」や、レンタカー事業を手がけるリース大手、東京センチュリーに出資しており、グループ事業との相乗効果があると見込んだ。また、伊藤忠子会社の来店型保険ショップとの連携もグループの利益拡大につながるとみている。  
 一方で、伊藤忠は「過去との決別がテーマの一つ。創業家を利することはないスキームを構築している」として、分割後の既存会社が不正請求問題の対応などにあたるとみられる。  
 BMの自動車保険の保険金不正請求問題を巡っては、国土交通省が2023年10月に34工場に道路運送車両法に基づいた事業停止処分を出した。金融庁は同11月、保険業法に基づき同社の保険代理店登録を取り消している。

ビックモーター社が再建に向けて動き出す。真面目に働いている社員さんもおられると思うので応援したいが、兼重親子がこのまままの状態でうやむやになるのは納得できない。どの様に決着するだろうか。

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