墓地裏の家
U-NEXT で映画「墓地裏の家」を見ました。
監督:ルチオ・フルチ
以下、少しネタバレがあります。
(少し、間を空ける)
舞台はアメリカ、登場人物もアメリカ人、監督以下スタッフはイタリア人。
マカロニ・ウェスタンという言葉がありますが、それに倣えば「マカロニ・ホラー」でしょうか。
いつものイタリアン・ホラー同様、ゴシック的雰囲気、怪奇趣味が濃厚です。
けれども、その雰囲気の中で繰り広げられる惨劇はゴシック小説とか怪奇小説というよりは、むしろ「13日の金曜日」のような連続スラッシャー映画に近いです。
襤褸を着て顔を隠した殺人鬼も、ジェイソン等スラッシャー映画の殺人鬼を彷彿とさせます。
この作品の公開年は1981年。時代性ってやつでしょうか。
ストーリーは有って無いようなものですね。
やっぱりイタリアン・ホラーは、ムード先行、ショッキング・シーン全振りです。
まあ、気が向いたら観ても良いんじゃないでしょうか。
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