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Episode. 10 - 外資系企業の「社内転職」とは?


こんにちは、安斎響市です。

今日は、外資系企業の「社内転職」について。


「社内転職」って何?
「人事異動」や「社内公募」じゃないの?

と思った方、違います。


「社内転職」というものが、一部の会社にはあります。

主に、外資系の大手企業に存在する制度です。



よくある「社内公募」とは、全然意味が違います。


「社内転職」は、GAFAをはじめとしたテック系の企業や、Microsoft, Cisco, IBM, Dellなどなど…… 外資系以外だと、サイバーエージェントなどが導入している(らしい)制度です。

一般的にはあまり馴染みのない制度で、私も、今働いている外資系IT企業に来るまでは知りませんでした。(日系企業時代も「社内公募」なら一応ありましたが…)



私が実感している「社内転職」のすごいところは…

  • 一部の「対象ポジション」ではなく、すべての中途採用中のポジションが応募の対象となる

  • 現在の上司の「許可」や「推薦」は必要なく、上司は自分の「社内転職」を止めることができない

  • 「社内転職」が正式に決まった際には、「内定オファー」が提示され、給与や待遇も変わる

ということです。

もう少し、詳しく説明しましょう。


社内公募とは違い、対象が極めて広い


たぶん、ここが一番すごいんじゃないかと思うのですが、

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