No.46 - 「20代は死ぬほど働け」の先にあるもの
こんにちは、安斎響市です。
今日は、働き方のお話です。
ちょっと前に、こんなツイートが少しバズりました。
なんか、最近また多くなってませんか?
20代の若くて体力があるときに死ぬほど働く経験をしておくと、後々に糧になる
「量」をこなさなければ「質」は手に入らないので、とにかく「量」をこなせ
ビジネスパーソンとして大成する人物はみんな、若い時にすさまじいほどのハードワークをして、努力を重ねてきているものだ
みたいなの。
先日も、コンサルの人の残業自慢が話題になってましたよね。
なんか時代に逆行している気がするのですが、SNSにはこういうことを言っている人が未だに多いです。
「めちゃくちゃ働いている俺、かっけー」みたいな。
「毎日忙しいです! 全然仕事終わらないです!!」みたいな。
本当に忙しく働いている人は、Twitterなんてやらないと思いますけどね。(悪態)
コンサルは、「仕事ができる」のか?
そんで、冒頭のツイートの通りなんですが、
私は過去に、自分の身の周りの人がそうやって20代でハードワークをした末にぶっ壊れていったのを見ているので、正直言って、「がむしゃらに量をこなす」みたいな働き方に対してはかなり悲観的です。
20代で「ワークライフバランス」とか、要らないでしょ!? とにかくハードワーク!!
無駄だと思えるような仕事でも、長期間にわたって膨大な量をこなすことで見えてくるものがある
のほほんと定時退社しているヤツらなんかには絶対に負ける気がしない
みたいなこと言ってる人、いっぱいいますけど、普通にアホだと思います。
最近は、なんだかやたらと「コンサル業」がもてはやされていて、「コンサルタントとして学んだこと」みたいな本がベストセラーになってますが、ぶっちゃけ、普通の人はコンサルの働き方なんて真似しない方が良いです。
というか、真似しちゃいけない。
コンサルの働き方を真似すればするほど、典型的な「仕事のできない人」の働き方になっていきます。
なぜかは、言わなくても分かりますよね?
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