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Episode. 12 - 公務員だけは、やめておけ。


こんにちは、安斎響市です。

最近また、「公務員」関連の質問や相談が増えてきています。

  • 25歳の地方公務員です。転職を考えているのですが、書類選考にさえ通りません。どうすればよいでしょうか?

  • 公務員から民間への転職を目指していますが、転職エージェントから「紹介できる求人は無い」と門前払いされてしまいました……

  • 地方公務員として10年ほど働いていますが、精神的な辛さから、転職を考えています。しかし、公務員の業務経験はあまりにも特殊過ぎて、面接でどうアピールすればいいのか分かりません。

このような話です。


以前から、公務員の方からの相談はずっと多いのですが、最近さらに増えてきました。異動・転勤の時期などが関係しているのかもしれません。


さて、「公務員の方」向けの転職活動対策については、すでに本や、別の記事にも書いているので、それ以上は書きません。



今日書くのは、「そもそも、公務員なんてやめた方がいいよ」という話です。

私は普段、あまり過激なことは書かないようにしていますし、特定の職業の差別や批判などはしたくありません。

ただ、キャリアの選択肢として、私個人がオススメするもの・オススメしないものを紹介するのは私の自由だと思うので、今日は「就職先として公務員だけはオススメできない」という話を詳しく書きたいと思います。



「このまま公務員をやっていて良いのだろうか…」


と悩む現役公務員の方、そして、


「田舎の両親に勧められたから…」
「公務員は安定しているから…」


など、フワッとしたイメージだけで公務員になろうとしている学生・就活生の方にも読んでほしい記事です。



私には、2人子どもがいます。子どもたちには将来、できる限りどんなことでも自由にやらせてあげたいとは思うものの、もし「公務員になりたい」と言い出した場合は、全力で止めると思います。

そのくらい、公務員のキャリアには「閉塞感」が漂っているからです。



公務員は安定しているのか?


就職先として公務員を選ぶ理由で、最も多いのは、「雇用が安定している」「残業がない」「福利厚生の充実」といったイメージだと思われます。

しかし、それは実態とは異なります。


例えば、

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