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自由詩

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私が書いた自由詩
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記事一覧

自由詩 夏 -弐-

 学校のプールで平泳ぎ  25メートルとちょっと  立ち止まってゴーグルを外すと  雲間から…

京
1か月前
30

自由詩 夏 -壱-

 シロップが氷を溶かして  カップの底に溜まり  食べかけのかき氷は  きっと暑さに負ける …

京
1か月前
19

自由詩 春 -参-

 今年の桜は咲くのが遅くて  私もうだうだしているうちに  靴ひもほどけてつんのめる  き…

京
4か月前
7

自由詩 春 -弐-

 しゃがみ込んで対峙して  命の躍動を知る  春の植物園  花々と私

京
5か月前
14

自由詩 春 -壱-

 レンタルした自転車を停めると  そこはだだっ広い原っぱで  何もないはずなのに  人の気…

京
6か月前
12

自由詩 冬 -参-

 伸びた餅に食らいつき  きなこがはらはらと落ちる  元日の朝  朝露おりた窓ガラス

京
7か月前
11

自由詩 冬 -弐-

 その日の夜は特別で  なぜだか心はあたたかい  今年も神社で年越し  寒空の下 挨拶を交わす  淡い期待とともに鈴の音が響き渡る  澄んだ空気に目を潤ませる私たち  水を吐く手水舎の龍  何も変わらない北極星

自由詩 冬‐壱‐

 肌寒い朝  盛り上がった地面を踏んづける  ざくざくと砕ける霜柱  子どもたちと冬の声

京
9か月前
14

自由詩 秋‐五‐

 あとで食べるの  モズのはやにえ  天高く翔べ  秋の空

京
9か月前
10

自由詩 秋 -四-

 風がひゅるりと吹き抜けて  セーラー服の襟が捲れた    夕焼け空を見上げながら家路につ…

京
9か月前
13

自由詩 補色

 思っていたのと違った   なんとかごまかそうと  色を 色を 色を  あきらめる前に  …

京
9か月前
11

自由詩 夕日

 ブラインドの向こう側に見つけた  大きな夕日  仕事の合間にこっそり覗く  私だけの秘密

京
10か月前
9

自由詩 秋‐参‐

 もみじの種をひとつ 空に放る  くるくるまわって  ひんやりとした土にひらり  放物線が…

京
10か月前
12

自由詩 秋‐弐‐

 畑で咲くコスモスに見とれて  風が吹くのも気にしない  髪は顔に張り付いたまま  うろこ雲広がる空の下で立ち尽くす