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Detroit: Become Human一週目クリア所感【2020/06/02】

あああああああああああああああああああああああ!!!!!

何でこんなことに...

誰も幸せにならないエンドになってしまった...

周りからかなり遅れて始めたがネタバレは一切遮断して過ごしてきたので新鮮に楽しむことができた。

前半は割と日常的な、言ってしまえばどうでもいい選択肢が多いけど、後半の選択肢重すぎるでしょ。ほとんど生殺与奪ばっかりで精神が疲れた。

一週目は逆張りなどはしないで自分に素直にプレイしようと決めていたので、何か選択肢を迫られる度自然に好感度が上がるように立ち回っていた。

それなのにマーカスは撃ち殺され、カーラは廃棄処分され、コナーは型落ちで用済みになってしまう。

最後に残ったのは破壊されたアンドロイドの山と独りぼっちのアリスだけ。

それなのに昇るデトロイトの朝日はなんと残酷か。

あまりにもストーリーゲームが下手すぎる。

プレイして衝撃を受けたシーンはいくつもいくつも数えきれないぐらいあるが、特に印象に残っているのは屋上でハンクとコナーが戦うシーンだ。

今まで仲の良くやってきて関係を「親友」まで上げたのに、選択肢一個で「敵対」まで急降下。

目まぐるしい戦闘の末、コナーがハンクの首根っこを摑まえ突き落そうとする。(どうでもいいけどここのシーンで、GTA5のラストミッションでフランクリンがマイケルを殺そうとしたシーンを思い出した。一応生殺の選択肢は出るがどっちを選んでもマイケルは落下して死亡する。)

【〇 ハンクを殺す】【✕ ハンクを生かす】

これは迷わずバツを選択。だって一番好きだから。ハンクが。好感度上げるためにカムスキー邸でアンドロイドを撃たなかったし。

コナーの「あなたを殺さなくても任務遂行は可能です。」的なセリフで ああ~よかった~ と胸をなでおろしたのも束の間、ハンクがコナーに背後から突進する。

ここで何も考えずに〇ボタンで回避したのが良くなかった。

コナーが突進を避けたことで勢いを殺せず、ハンクは屋上から転落し死んでしまう。

ここは本当に後悔した。

アンドロイドと人間の共存に理解を示している唯一の人間ともいえるハンクが死んでしまった。

初めハンクはアンドロイドのことを心底嫌っていたがコナーと時間を過ごすうちに機械にも心があることを理解し、死亡直前まで変異体を射殺することを必死で止めようとしていた。

一方コナーは変異体にはならず感情のない機械であり続けることを選びアンドロイドを射殺しようとした。

ここまでの背景があるとハンクの死はとてつもない損失ではなかったのかと思う。

あそこで突進を避けず代わりにコナーが落ちていたならば...

もう少し違った未来があったのかもしれない。

人類とアンドロイド共存の世界が。

こんな感じでめちゃくちゃ感情移入でき、正義とは何かを考えさせられるゲームだった。

もちろんまだ一周クリアしただけなのでこれから他のエンドも回収したいと思う。

「未来は僕らの手の中」なのだから...

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