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男子トイレのソーシャルディスタンス

写真はマクドナルドでよく頼むお気に入りセットです。

最近、ソーシャルディスタンスという言葉をよく耳にする。
できるだけ人と物理的な距離をあけ、感染症の拡大防止を図ろうという取り組みだ。

マジでこの概念を男子トイレにも導入してほしい。

男子トイレは小便器と大便器が分かれている。
小便器が壁際にずらりと並び、大便器は個室に別途配置されているのが一般的だ。

そのため、男子トイレは女子トイレと比べて比較的空いている。
列ができていても小便器はガラガラということも多い。
小便器があることで混雑が緩和されているのだが、その小便器の配置に問題がある。

小便器の距離近すぎ問題である。

女性はピンと来ないかもしれないが、多くのトイレは小便器と小便器がめちゃくちゃ近い。
間隔が狭いところではマジで20cmも空いてなかったりする。

二人並ぶと肩がぶつかる距離だ。
しかもついたてや目隠しは無いことが多い。正気か?
パーソナルスペースや人権を完全に無視した狂った配置だ。

これで飛沫感染するとかそういう話ではなく、とにかく知らないおじさんと肩を並べて用を足すのが嫌だ。
しかもおじさんは用を足すとき、かなりの音量で喘ぎ声を出す。
おじさんの喘ぎ声はシンプルに聞きたくないので、やめてほしい。

おじさんではなくかっこいいお兄さんならまだいいのだが、男子トイレには基本的におじさんしかいない。
日本人の60%くらいはおじさん世代なんだから当然だ。
おしっこをしているおじさんの横でおしっこをするのは誰だって嫌だろう。

そして小便器の構造上、少し目線をずらすと隣の人の一物が見えてしまう。
当然、隣からは自分の息子が丸見えだ。

おじさんのチンコや排泄音や喘ぎ声などすべてが丸見えの超濃厚接触、地獄としか言いようがない。
死ぬほど便器に近づけば視線はブロックできるが、服と便器が接触するのもかなり嫌だ。

いや、そんなもん見ねえよと思うかもしれないが、少なくとも俺はちょっと気になってチラ見してしまうのでチラ見されている可能性はかなり高い。
人間は見たくないものほどちょっと見たくなってしまう生き物だ。
普通にちょっと見たい場合もないことはない。

自分のペニスをおじさんに見られているかもしれないと思うと、出るものも出ない。
俺の本気はこんなものじゃないんだ、大事なのは膨張率だろ?

連れション(連れだってトイレに行くこと)をすることになった場合、緊張でおしっこがなかなか出ず、待たせるのも悪いのでしたふりをしてトイレを出ることもよくある。
こうして人は優しい嘘を重ねていく。

最近はついたてがあるトイレも増えてきたが、新築でスペース重視のレイアウトをしている建物もたくさんあるのが現状だ。

男子トイレへのソーシャルディスタンス導入を切に願う。

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