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骨ストの憂いと喜び

最近自分で変わったなと思うところがある(唐突)。

2024年も半分が終わるという衝撃の事実を、PC右下の日付表記より叩きつけられ、ちょっと立ち直れそうにないので、自分が声高らかに変わった!というところを語り、自己肯定感を上げたいと思う。相変わらずの徒然自己満文章だが(迷惑千万)、お付き合いいただけると幸いだ。

骨ストエリートの憂鬱

私は呼吸が浅いらしい。通っている美容整体の担当整体師に言われて初めて知った。そもそも肋骨が開きがちな骨格ストレートは呼吸が浅くなりがちらしい。
ほう。骨格ストレートやい。どこまでも私の人生をハードモードにしてくれとんの!!!!(骨ストコンプレックスエリート日本代表心の叫び)

そして、そこで思い出したのがピラティスでの出来事だった。
ピラティスとヨガは似ているように思えるが、ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸と呼吸法から違う。私がピラティス始めたての時は、胸式呼吸なるものが全く意味が分からず、苦戦を続けていた。

「肋骨を締める・・・?」そりゃそうだ。呼吸が浅くて肋骨が朝から晩まで1年365日ずっと開ききっている女が分かるわけない。

やっと感覚が分かるようになったのは、初めて約半年。
手のかかる肋骨である。自分でも呼吸が深くできるのを感じられるようになっていた。

Ahmet Kurtによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/25599825/

……で。話を整体師に指摘された時まで戻そう。
整体師曰く、大きく呼吸をすることにより、普通は肋骨が膨らんだりしぼんだりするのと同時に、肺も大きく膨らんだりしぼんだりをし、そこでたくさんの酸素を取り込むんだそうな。(多分みんな知ってる)

私の場合その動きが小さいため、呼吸が浅く、酸素も足りず、血流が悪い……とまぁボロボロ!おい。骨格ストレートやい。どこまでも私の人生をハード……(以下略)

今までその意識が全く無かったので、割と衝撃的な指摘だった。

骨ストエリート酸素を知る

その時、整体師に教えてもらったのが、
寝る前にベッドで肋骨に手を当てて中に押しながら
ゆっくり大きく呼吸を繰り返す

という自宅でもできる簡単なトレーニング。

人間は繰り返すことで学習するので、それが正常なんだと思わせたらこっちのもん!自然と日常でもできるようになるそうだ。(多分みんな知ってる)
また寝る前は深い呼吸で寝ることにより、睡眠の質も上がり疲労回復の度合いも大きく変わるということで、寝る前がいいとのこと。(多分みんな知ってる)

実際にやってみると……まぁ不思議!やればやるほど、肋骨の動きが分かるようになるし、何より呼吸がかなり深くなった。そして日常でも徐々に落とし込めていた。ワタシ、ヤレバデキル子。

Tatiana Sozutovaによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/12105468/

しかも寝る前に酸素をたくさん取り入れることを覚えこませることで、入眠までの時間が早くなったし、朝もスッキリ起きれるように。おまけにピラティスでもドヤ顔で胸式呼吸をできるようになり、トレーニングの質が上がったと実感できるようになった。肋骨め、かわいいやないか。

トレーニング法を伝授してくれた凄腕しごでき整体師からも、肋骨の動きがかなり変わった!と褒めてくれた。約1カ月だが継続させ、結果を出したことに「フフン」と鼻高々になった。(単純)

先日半年ぶりに実家に帰ったのだが、両親が「なんか痩せた?」
とデコルテ~肋骨あたりを指して言うのだ。残念なことに体重はさして変わっていないのだけど、指されているところから察するに肋骨が閉まってきた証拠なのだろう。

(まぁさ。もちろんピラティスとかさ?日々のマッサージとかさ?月1で通ってる整体とかさ?色々あると思うけどさ?←)

っしゃるぁぁぁぁい!!!!(強引に歓喜)

骨ストエリート油断する

呼吸法を取得し、QOLが上がった……そんな骨ストエリート。
ここ数日猛烈に忙しくて、ピラティスに行けず。おまけに夜は頻度高くアルコールを浴びて、夜はスキンケアをギリギリやってあとは瀕死でベッドイン→引き続き瀕死で朝を迎えるという底辺生活を2週ほど続けていたところ――

なんと……肋骨がきれいに元通り/(^O^)\

呼吸浅女に戻っているという絶望的事実。
そうよ、私は骨ストエリート。人間の形状記憶なめたらあかん。

油  断  大  敵

ここ数日の底辺生活を後悔し倒して、3日くらい日常でも肋骨を意識していたら、無事に閉まるようになった。こちらの方の形状記憶もでき始めていたようだ。人間の身体って改めてすごい。

ちなみに、脳や身体が覚えていた正しい肋骨の動きや呼吸を、改めて意識すると1つ「おや?」と思うところがあった。

肋骨を締めようと意識をすると、たまに周囲の筋肉に痛みを感じていたのだが、それが無くなったのだ。

変化について整体師に問うたところ「痛みが出るのは無理に締めているということ。痛みが出ないように締められるようになったら、ばっちりです」とのこと。

ほう……。ということは、油断してすっかり戻った肋骨たちを戻した“形状記憶”は潜在意識の方に入っていたということ……?たった1カ月だけど、習慣化することで無事顕在→潜在と住み替えることができたというわけか……?

Tara Winsteadによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/8378732/

「継続は力なり」ってどこかの予備校に貼ってありそうな言葉からはほど遠いダメ人間だが、やればできるじゃんと少し「フフン」となった。(再)

油断してなければ気づいてないかもだし、底辺生活も無駄じゃなかったってことね。(それは違う)

やっぱり“生粋”の骨ストエリート

肋骨を締められるようになったからと言って、骨格が変わったわけではない。やはり混じりっけ無し純度500%の骨格ストレートに変わりはない。

だけど、憎き鳩胸肋骨が少し可愛く思えたこと、調整ができるようになったこと、1カ月だけど継続できたことで、自己肯定感が上がった。
ちょっとだけ。

紛うことなき骨ストな自分に嫌気はさすけど、きっともっと付き合い方・向き合い方が分かったらもう少し自分の体格に好意的になれるだろう。多分。

骨ストコンプレックスに悩む同志の皆様。

コルセットで爆締めもいいけれど……
コルセットほど瞬間的に爆裂変わるわけじゃないけれど……
ぜひ寝る前に肋骨をぐぅぅぅっと入れてみてくださいませ。何

やらいでか!!!!!(落ち着け)

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