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#聞いたよ20歳 vol.22 智春さんへ


聞いてよ20歳!


20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。



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22.聞いてよ20歳


「20歳に聞かせたいことなどひとつもない」から始まり、「好きに生きて」と締めた智春さんの作品。

締めがかっこ良すぎて、思わず「はいっ」と声に出してしまいそうでした。


「時間が解決するよ。」という言葉にとても腹を立てていたことだけは覚えている。今、今、救われたいのに、と私は鼻水を垂れ流していたが、残念ながら、時間が解決するのは、その通りなのだ。

感情ののせぐあいが、すごく魅力的だと思ったコチラの文章。臨場感があり、若者の青臭さがうまく表現されていてとても共感しました。

「信じられないかもしれないが、私にもかつて20歳だったころがある」とおっしゃったことが嘘なくらい、智春さんって現在進行形で20歳ですか?と思いました。

それくらい若者の感情表現が巧みです。

もしかすると、「智春さんの20歳の感情」がいまでも鮮明なのかもしれません。

死にたかった気持ちと乗り切りかたは覚えてなくとも、たくさんの感情と闘ってきたからこそ、いまの20歳に響くステキな表現で伝えられるのかもしれましせん。


大丈夫。今より悪いところにはいかない。流れに身を任せて、「ここよりも悪いところにたどり着くことはない」と、信じてほしい。



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彼らと一緒にいることは楽しかったけど、私は心のどこかで「自分は冷たい人間じゃない」と立証しようとしていたのかもしれない。

智春さんは20歳のころ、オフ会でさまざまな人と出会ったそうです。

あまり詳しくは書かれていませんが、ここで「人間の裏のようなもの」を知ったのでしょうか。ただの個人的な解釈なので間違っている可能性もありますが。

20歳ってきっと、正確な判断ができないですし、大人に流されることがほとんどだと思います。

気をつけなければならないし、逆にそれが人生の糧になることもあるだろうし。若い判断って本当に難しいでしょう。

これからも色々な人と出会い、そのたびに難しい選択をさせられる時がくると思います。

あなた別に、自分が思ってるほど悪い人間じゃないよ、悪い人間じゃないということを証明しようとしてもがく行為こそが、あなたを悪人の道に向かわせるんだよ

私もどうか悪人の道に向かわぬように。それ以外なら好きに生き抜けるように。


乗り切ったからこそ伝わるのでしょう、智春さんのことばには熱量がしっかりあります。私はそう感じました。


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