郊外の家でしか展示できない作品が
ギュッと詰まっていました。窓から差す光がとても美しくて、決して広い家じゃないけど遠くまで続いてる空間に感じたのです。
まるで異世界に住む主人公のお家に入った気分でした。それぞれの部屋にアート空間が・作品が、展示されているので、少なくとも「あ、ここは美術館だな」っていう意識はありました。
けれど、美術館の中にある温度感が、家そのものでした。
すんごーーく、ミステリアスで、刺激的で、でも帰りたいな〜という地元特有の安心感がありました。こんな不思議な体感、味わったことなくて。
どこの話?
いきなり感想がドバーーーーーーーーーっと溢れました。
先日、S-HOUSEミュージアムという美術館に行きました。「現代美術の新たな実験空間」というフレーズが、シビれた。こんなシビれる体験をさせてくれた空間が岡山にあっただけで天才かと思いました。
でも実はここを知ったきっかけはぷらいまり。さんのこちらのnoteでした。
岡山県民として、恥ずかしながら知りませんでした。無知の知ならぬ無知の恥。
でも逆に、こんな素敵な場所が岡山にあったなんてーーー!こちらの記事を読んだだけですごくワクワクしたんです。それと同時に行かなきゃという使命感に駆られました。
せっかくなので誰かと行こうかと思ったんですけど、行く日はたまたま誰も行けそうな人いないなぁ。。。と呆然と一人で行くことに。
美術館に駐車場はないので、少し離れた岡山南区役所に車を停め、住宅街の中をまっすぐ歩いていきます。周りにマンションなど高い建物がない町で、空が広いな〜って考えごとしてたらあっという間に到着しました。
インターホンを鳴らすと、CEOの花房恭子さんが出て「ここの来られるのは初めてですか?」と、優しく声をかけてくださり安心して入館。
ごゆっくりご覧くださいね、と言われ、とりあえず来ているのは私一人のようでした。花房さんは二階へ上がられたので、私は一階の展示をゆっくり回ろうと思っていました。
あの空間は、絶対一人がいい
間違いなく、本当に間違いなくこの空間は一人で味わうべきだ、と体感しました。私は一人で行って本当に良かったです・・・。
たった一人でしか味わえない作品、家だからこそ展示できる作品、これらの作品ひとつひとつのパワーが私に不思議な体感をくれたんです。もうこの体感は、ぜひ足を運んでください!しか言えないんだけどね。悔しいけどここまでしか言えない。
でも、岡山の人は全員行くべき!という大原美術館のようなポジジョンでもないんですよ、ここの美術館。
少しでも体感したいなって思った人は、絶対行ってほしいです。一人で、家に帰る感じで。
入場料は投げ銭。お金をサッと入れ、「またいつでもお越しくださいね」と。また行きたい〜〜という余韻のもと、車を停めた区役所の駐車場へと戻るのでした。
こんな美術館に出会いたかったの!!!
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