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#聞いたよ20歳 vol.7 ナカリさんへ


聞いてよ20歳!

20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。


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7.人生は『山川 一問一答 世界史』ではないし、「真実はいつもひとつ」だとしても受け止め方はたくさんある、ということだ。


まず「山川 一問一答 世界史」ってなんだろうと思ったので、調べてみました。

一問一答のベストセラーで、試験対策のテッパンだそうですね!世の大学受験生は山川さんの一問一答をひたすら繰り返し使い、勉強していたのでしょうか。

ナカリさんも、「山川 一問一答 世界史」を使い、大学に進学されたのかもしれません。

もう死ぬしかないと思った。大学4年の秋、それは1年間の休学明け。難易度の上がったオールイングリッシュの授業についていけなくて、講義の始まる時間になると泣いてしまった。

死にたくなるくらいハードな授業。私がもし大学生で、このような授業に当たったらどうなるだろう。

もがきながらも努力をする?留年する?

ナカリさんは、大学を辞めることを選んだのです。関東の私立大学を卒業し、正社員として就職し、結婚を見据えながら仕事をこなす「人生の正規ルート」を辿らなければ死ぬんだと思っていたナカリさんが、大学を辞める。

ハードな決断だったと思います。レールから外れることは怖いし、日本人ながらの根性論が、辞めるという選択を邪魔しています。

でもナカリさんは大学を辞めたからこそ、人生は「真実はいつもひとつ」だとしても受け止め方はたくさんあることに気付きました。

両親は当たり前みたいに二人いるとか、かれらの性別が男女であるとか、塾に行けることが当たり前だということ、身の回りに周りと違う変な服装の人がいないこと。それらはあなたが「たまたま」見た景色で、世界のほんの一面だということ。

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極端な言い方かもしれませんが、親も所詮他人であって、職場も大学もただの場所でしかない。それらに縛られずに、ずっとそばにいるもの・あるものから俯瞰するクセをつけたいと、ナカリさんの記事を通して感じました。

離れてみることが、どれだけ自分の知識の幅が狭いことに気づくか。

20歳は大人だけど、まだまだ視野が狭い時期。でもそれは、感覚もまだ澄みわたってあらゆるものに感動できるということなんです。

視野を広げてって抽象的なことばをよく聞きますが、意外と簡単なんですよね。ナカリさんもおっしゃっていたとおり、映画を見る、小説を読む、歴史を知る、人と会話をする、知らない場所に行って知らない人に混ざってみる。

これに私の意見も加えさせてください。

誰かに伝える。

映画の感想をnoteにあげる、小説を友達に貸すなど、自分の思いもうんと広げてほしいです。

自分の世界だけを信じ込まずに、第三者に伝えて意見をもらうことは、大きな財産になり、世界が少しずつ広がる気がするのです。

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大学を辞めたい、職場を変えたい、親から離れたい。そういった悩みを持った20歳の方々は多いかもしれません。

そう悩んでいる方はぜひ、そこは「世界のほんの一面」でしかないことを頭のどこかに入れておいてはいかがですか。



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