#聞いたよ20歳 vol.86 あおやぎわかこさんへ
聞いてよ20歳!
20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。
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86.聞かせてよ20歳
相手について単純な言葉だけを並べたくないし、自分自身の内側をしっかり見て欲しい。あおやぎわかこさんの作品は、そんな葛藤を鮮明に表してくれたような気がして、共感する部分が多くありました。
年齢の割に落ち着いてるね。
そう言われるのに慣れてしまった私。初対面の人、親しくない人にほぼ必ず言われる。年齢の割に、って。いつになったら言われなくなるんだろう。
ただ話すだけで、こんなに「なのに」がある。
ずっと不思議に思ってきた。
〇〇なのにって厄介で便利な言葉ですね。女の子なのに、若いのに、なんかこれらはよく言われるような気がしますね。主語がデカすぎる!
女の子の定義なんてもんは、なんでもいいと思います。多様性って言うと話が大きくなりそうですが、どんな人を見ても「その人らしい性格、趣味、人生があっていいよね」と遠くから眺めてる、私はそんな大人になりたいです。
私はわたしであることの目印がわからない。ひだりききだとか、ひとりっこだとか、わかいだとか、そういうものでしか識別されてないんじゃないかと思うことがある。私自身も、もし私が大勢の似たような人たちの中に放り込まれたら、私を見つけられないんじゃないかと思う。
ですがその逆、「趣味がない、個性って何?自分らしさが分からない」っていう人も、別に落ち込まなくていいと思ってます。誰かと一緒じゃなきゃ嫌だって考えてる人も、それはそれで誰かを追いかけて、なぞっていけばいいと思ってます。
つまり目印なんて作らなくてもいいと思ってます。いろんな人に埋もれることは決して悪いことじゃなくて、その中で見つけてくれた人(友達とか)との関係の価値を上げるために、どういった対話を築いていこうか?と考えた方がハッピーな気がしませんか。
だからこそ、こうして私は聞いてよ20歳のお返事noteを書いています。わかこさんが終わったら、残り一人。空っぽで未熟で、埋もれていた自分をたまたま拾っていただけた人たちに、「ありがとう」を懸命に伝えることができる人を目指しています。
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少し書いていま、私は「聞かせてよ20歳」と思う。
1月、NHKの『18祭』という番組を知った。18歳たちの熱い姿をみて、涙がこぼれた。
私はもう、18歳や20歳から離れていってしまう。
まだまだ近い年齢だけれど、すこしずつ確実に遠のいていってしまう。
聞いてよ20歳コンテストを始めた2月はまだ21歳の歳でしたが、気がつけば年度が変わって22歳の歳になりました。今年で22歳かあ。すこしずつ確実に遠のいていってしまう、その確かな感情は忘れたくないですね。
遠のくからこそ、いろいろ挑戦できたり、悔しい思いを味わったり、日々を楽しく過ごせるのだと思います。
だから知りたい。
いまの20歳がどんな日々を過ごしているのか。
どんな景色をみているのか。
何に傷つき、何を悩んでいるのか。
何をよろこび、何を笑っているのか。
幸せってなんだと思うのか。
いろんな20歳がいます。私も含めて、自分の気持ちを揺るがすことなく大切にしてほしいですよね。
どんな景色を見ていようが、何に悩んでいようが、幸せの価値観がズレていようが「自分の過ごしたい人生」に嘘をつくことなく、日々を過ごしていきたいです。私にとってこれが幸せだと思ってますし、20歳の多くはきっとそう思っているはずです。
※聞いたよ20歳が、ついに明日で終わります!いつも読んでいただいた方、いいねをしてくださった方、シェアしてくださった方、エールを送っていただいた方、全ての方々に感謝です!
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