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冷蔵庫は案外よごれない


年末から地元である岡山に帰ろうとしたら、色々と諸事情が重なって帰省を断念。なんとか年明けには少し帰ることになったけど、年末に少し時間ができたから大掃除をした。

とりあえずキッチンを掃除。そのあとなんとなく、冷蔵庫を掃除したくなった。


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冷蔵庫を掃除した日のことを思い出した。今年の2月、一人暮らしをする引越し当日のこと。

noteにもTwitterにも書いていないけど、あの日の前までは、味のしないビッグマックをひたすら食べているような日々だった。やることリストがどんどん溜まる。お金がないから遠くへ行けない。だから友達に会いに行く力もない。とにかく体が重かった。食べ物が何も喉を通らない。けど白湯だけが私の味方でいてくれた。数ヶ月後の未来が見えないって本当に肌で感じた。

でも今日までそんなことすら忘れていた。

引越しのタスク管理をしたおかげてNotionを使いこなせるようになった。今年はたくさん働いたから給料が上がった。だからたくさん旅をして、大好きな友達にどんどん会いに行った。後半になってくるたびにライブも行けた。やりたいことがたくさんできた。

今年のnoteを振り返る。圧倒的に旅のことが多い。最近、すんごく仲良くなった男の子にnoteのことを話した。クリスマスの日のこと。たらふく食べて飲んで、そういえば私ってnote書いてて。って話したら、noteを書き始めたきっかけとか、いままでどんなこと書いてたとか、noteにはどんな人がいるのだとか、いろいろ、普通の友達にはあんまり言えなかったことがどんどん出てきて、私めっちゃnote好きやんって気づいた。もう1回、今年のnoteを振り返る。今年書いたnoteの数は例年より少ないし、なんならnoteをやめていく、そもそも書かなくなっていく人が増えるなか、総じて私は文章を残せる場所があるだけでとても幸せだってことに気づいた。

いや、そりゃ文章なんてどこででも書ける。TwitterでもインスタでもFacebookでも。有名なプラットフォームじゃなくても、ネットじゃなくて紙のノートでも。

いろいろあるなか、noteの距離感と温度感は意外と心地よい。

誰にも見られないスーパー閉じたプラットフォームでもないし、無法地帯に誰でも読める場所でも、多分ない。案外これくらいがいいってこと、やっと自分のペースを掴めたような、そうで無いような、そんな感じに気づけた2022年の年末。

その男の子に、文章ってエエよな、その人の人柄が出るし、って熱弁した。私はその男の子の文章が大好きで、いつも読み漁っては私もこんな文章書きたいとか思ったり、思わなかったり。でもその人の文章はその人だけの文章であってほしいから、やっぱりずっと読み専でいたい。できることならずっと。


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掃除をしていて気づく。意外と冷蔵庫は1年じゃ汚れない。

私はというと、転んでアザができて、汚れの多い1年でした。君はいいな、じっと食べ物を冷やすだけの生活で。冷やすのも簡単じゃないって?そりゃそうかもしれんけどさ。

でも1年間ありがとう。生きるためには食べ物が大切で、美味しい食べ物の鮮度を年中無休で保ってくれる、大変だろうけど素敵な仕事。今年もたくさん友達が遊びにきてくれて、そのたびに友達は冷蔵庫にいろんなものを詰め込んで、そのせいで賞味期限切れの食べ物も続出したけど君は嫌な顔ひとつもせずに受け入れてくれて。リビングのど真ん中でずっと見守ってくれてありがとう。今年もおつかれさまでした、来年もどうぞよろしくね。


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師匠の企画「N-1グランプリ」に沿って、今年書いた自分の好きなnoteを貼っていきます。来年もどうぞよろしくお願いします!


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奇跡が重なって行けた隠岐の島旅のnote。この旅で私は隠岐の島好きに磨きがかかり、「何もかも人生が駄目になったら、絶対に隠岐の島に移住する」と決めた。


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ファミマソックス偏愛note。めちゃめちゃ狙いつつ、肩の力も抜けたという理想のスタンスで書けたのが最高だった。


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いい感じの雑記。今年はこんな感じのやつがたくさん書けたと思う。


みなさま良いお年を!


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