#聞いたよ20歳 vol.23 こげちゃ丸さんへ
聞いてよ20歳!
20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。
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23.20歳のキミへ
20歳の頃の就職活動について振り返った作品を投稿してくださいました。というか、こげちゃ丸さんってデザイン学科出身だったんですか!実は私も、高校はデザイン科に通っていました。
あの頃キミは焦っていたね。周りは自分より絵も上手くてセンスも良い人ばかり。デザイン学科に入ったものの、課題のたびに他の作品に圧倒され、自分はデザイナーに向いていないことを学ぶ為の数年間だった。
ココ、非常に共感した部分です。「すごいね〜!」って友達の作品を褒めたは良いけど、裏ではすごい悔しい思いをしたり。悔しいくせに上に行けない自分が腹立たしかったり。
クラスメイトで、高卒で就職を選んだほとんどの人はデザイナーではない職に就いています。ほとんどといいますか、私以外全員という(笑)。
こげちゃさんも一般職を探されたそうなんですが、私も高校3年生の頃デザインとは違う職を探していました。
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人の人生をなんだと思ってるんだー!
希望していた玩具メーカーの企画職ではなく、別の会社のデザイナーとして就職をされたというこげちゃさん。なんといいますか、私も似たようなことを経験しました。笑
思い出すのが辛いのであまり振り返りたくないのですが(笑)私も希望していたイベント施工会社の就職ができずに、いまの会社のデザイナーとして働いているんです。
なんででしょう。こげちゃさんと私はデザイナーとして働く運命だったのでしょうか、なんて冗談を言ってみます。笑
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私は高校2年生で、企業のインターンシップに行きました。3日間、デザイナーとして働いてみたのですが、8時間もイラレと向き合うのがしんどいという思い出しか残っていません。
だからあの頃は、将来デザイナーとして働くのは微妙な気持ちでいました。
けれど今はデザイナー。デザイン会社ではなく、どちらかというとインハウスデザイナーに近いです。私もこげちゃさんと同じくデザインが好きです。
高校3年生のあの夏は、もしかすると私も人生の奈落の底だったかもしれません。希望の職に就けなかったこと、デザイナーとして働くと決めたこと、不安ばかりだったあの夏の日々は、いまでも度々考えさせられます。
心配いらない。未来のキミは幾多の困難を乗り越えて、過去を愛おしむように、今この手紙を書いているよ。未来のキミは今でもデザインが大好きだ
そっくりそのまま、この言葉を将来の私が言ってくれたらいいな。
ハッキリいうとデザイナーは色々と言われます。ずっと好きでいれる自信が続くのかな、でも好きでいてほしい。
高校3年間という青春に捧げた「デザイン」を、そう簡単に嫌いにならないでほしいな。
こげちゃさん、なにか私にデザイナーとしてのアドバイスがあれば教えてほしいです、なんて言ってみます。笑。こげちゃさんの作品を読み、改めて職について、デザインについて、色々と思い出した良い機会でした。
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