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SNSはわたしの青春だ

インターネットにハマったのは今から約8,9年前、小学校高学年の時です。

ですが、当時、私の家にはパソコンがありませんでした。パソコンがなく、インターネットの環境がなかったのです。しかし、周りの友達は、一家に一台パソコンがあるのが当たり前でした。2010~11年のことです、きっと皆さんもパソコンは家にあったかと思います。
パソコンがなかったので、私は父のガラケーを借りて、「調べものしたいけん、Yahoo!みてもいい?」って言って、インターネットを見ていました。

なぜ私が、インターネットを見たかったかというと、「(電子)掲示板」で趣味が合う人と話したかったからです。

私は当時お笑いが好きで(今も好き)、まわりでお笑い好きな人が少なくて、掲示板で趣味が合う人と繋がりたかったのです。
主に使っていたのが「メビウスリング」で、たまに「ピコピコの森」を使っていました。(待ってこれ知ってる人いるのか?笑)
2ちゃんねるは怖くてあんまり見ていなかったです...笑

掲示板、みなさんは使ったことありますか?


顔も本名も知らない人と話すことが、とても楽しかった

私は、掲示板を利用して、「なんてインターネットって素晴らしいんだ!」と感動したのを覚えています。
なぜなら、趣味が合う人を簡単に見つけることができ、会話が弾み、とても楽しかったからです。でも、掲示板で話していた人たちって顔も本名も載せていなかった。
でも逆にそれが、この人、本当に存在しているのかな?というワクワク感があってたまらなかったんです。
まるで架空の人と会話しているようで自分が別世界にいるような感覚でした。
そこでさらに、掲示板の中に、自分のSNSを作ることができると知り、SNアカウントを作り、交流がさらに広がりました。

掲示板をエンジョイして数年後、私が中学校3年になったある日、掲示板で仲良くしていた人からこんなことを言われました。


「Twitterおもしろいよ!やってみない?」


さらに加速するSNS

そう言われてはじめたツイッター、掲示板よりはるかに趣味が合う人が見つかりました。
実はそう言われた頃には、もう趣味が合って仲良い人がもう掲示板からいなくなってたんです。なので徐々に私のネット生息地は、掲示板からツイッターへと移行してしまいました。
ツイッターを始めたての頃はまだガラケーを使ってたんですが、母がスマホを持ちはじめ、私のネット閲覧は父ガラケーから母スマホにチェンジ。
スマホは早いし見やすいし最高すぎて、どんどんツイッターにのめり込んでいきました。何やってんだ受験生。
受験生のくせにずっとツイッターをしていた私。なんせ中学校こそ趣味の合う人がいなかった。リアルの友達がいなかったわけではないけど、ツイッターのフォロワーさんと話すのも楽しかった。リアルにフォロワーさんに会ったりもしました。
受験生のくせにツイッターしていなかったのが受験前のたった2日間。ガチのツイ廃。
でも受験は無事第一志望の高校に合格し、ついに夢のマイスマホ、iPhone5Sを買ってもらい、私のツイッター熱が冷めることはありませんでした。この頃ともに流行ったのはLINEです。マイスマホはどんどん手放せない状態に。


リアルとの境界線

中3でまだツイッターはじめたての頃は、趣味垢しか作っていませんでしたが、中学卒業が近づくにつれ、リア垢=リアルの友達と繋がるアカウントを作りました。友達がだんだんツイッターを始めていき、リア垢は少しづつフォロワーが増え、さらに私は、
進学する高校名をエゴサして、同じ高校へ進学する人を片っ端からフォローして進学する前からツイッターを利用して友達作りもしてました。

ふとこの時気づいたのは、『SNSとリアルの境界線がほとんどない』ことでした。ネットで誰かと話している時に味わった、別世界にいたようなあの感覚、どこに行ったんだろう?と。
でもやはり、リア友とSNSを使って話すのはとても楽しかったです。


高2になり、インスタグラムを始めました。中3でツイッターを始めたとき、画像をアップできる機能にめちゃくちゃ驚いていたのに、二年後には写真が主なSNS始めてんじゃん。そもそもネットに画像をアップするという感覚がなかったはずなのに。
この時にはもう、『SNSは、知っている人とインターネットで交流する』というリアルとの境界線があまりない感覚になっていました。


気づけば大人になっていた

SNSでは趣味が合う人と交流できたのが一番楽しかったけれど、
時には悩みを掲示板に書き込んで相談を聞いてもらったり、突然現れたアンチに反抗したり、ふと同じ学校の人が掲示板にいるのを見かけたり、卓球のコツを教えてもらったり(卓球部だったので)、ツイッターではとにかく情報を追っかけては信じきり、フォロワーを増やして仲間を増やしたり、数学が苦手だったので数学botをフォローしたり、勉強も分からない問題があったら写真撮ってアップしてフォロワーさんに教えてもらえたり、裏垢作ってしょーもない愚痴を吐いたり消したり、片想いしてた人のアカウントを漁ったり、DM送ってLINEゲットできたり高校のイベントごとに思い出写真を載せたり、学校の課題が辛くて気分転換にタグなんかをやったり...


気づけばずっと今日まで、SNSは私のそばにいてくれました。


これからのSNSは

現在20歳。2018年、noteに出会いました。
これから、私のそばにいてくれるSNSは、noteでしょうか。




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