見出し画像

私のノベルゲームの作り方

まず、ノベルゲームを作る際に必要なのが「シナリオ」
物語の流れというか、台本というか、とにかくこれがないとノベルゲームは作れません。

かくいう私もシナリオを書いてノベルゲームにするプロセスを経ている訳ですが、いろいろ書いてみて思ったのが、

意外と自由で良いんだな

と。

あくまでも、私はひとりで作っていので、すべての方に当てはまるとも言い難いのですが、少なくとも自分が分かればそれでよいかな、と。

で、その「シナリオ」をどのように作るかですが、その物語のイメージ次第かな、と思います。

ざっと思いついたものとして、

  • 会話劇のイメージ

  • 心情を綴り、会話はほぼないイメージ

  • その他、言葉もメッセージがないイメージ

といったタイプでしょうか。

定石から言うと、シナリオライティングを学んでおいて、プロットやそのアイデアの出し方を学ぶ、という基礎があった方が良いのですが、私にはそんな素養は持ち合わせていません。しかも小説もほとんど読みません。

そんな状態なのに「ノベルゲームを作る」というある種、矛盾したことをやっているわけですが、

  • そんなんでノベルゲームなんて作れないだろ!

  • そもそも、そんな人が作ったゲーム、面白いの?

  • あなたの作っているのは、ノベルゲームっぽいもので、ノベルゲームではない

なんて声が確実に聞こえてくる感じですが、その辺は、その道の達人たちには敵わないので、同じ土俵に上がろうなんて思っておりませんのでご安心を。

では、私の作っているのはなにか?
ま、ゲームです笑
強いて言うなら「ノベルゲームっぽいゲーム」ですかね。

Mac版のPages(ワープロアプリ)で、会話劇的に、ざーっと書いていきます。そして、愛用のティラノピルダーへ流し込み、プレビューしながら調整、という流れです。
必要な画像や音楽はこのプレビューを見ながら用意していきますので、今の所、これがマイベストなフローであります。

実際のシナリオ

私はゲーム業界にいた訳ではありませんので、実際の制作フローに携わったことはなく、すべて「こんな感じかな?」と完全手探り作業で進めています。

それ故、制作するゲームは現状「⚪︎⚪︎っぽいゲーム」となりますが、まずは完成させることを念頭に置いて作業しています。

ゲームが完成したら、そこからいろんな気づきがあり、完成後に「より最適な制作フローを模索しよう」という流れになりますので、作っている最中は、いわゆる「外野から言われる、こうあるべき論」はあまり気にしないようにしています。

ただ、レジェンドゲームディレクター桜井政博さんのYouTubeは参考にしてますが、そのままは使わずに、良さそうなところだけ使わせていただく感じです。
(いつもありがとうございます)

で、シナリオの話に戻しますと、

  • シナリオは自由に作ってます

  • セオリーは気にせずどんどん書きます

  • ざーっと書いて、ツールでレビュー版を作って、そこで随時調整していく

という感じです。

これがもし分業で制作していたら絶対に許されない方法ですが、どうせ、いきなり完成することはあり得ないと思ってます。故に、とにかく具現化したものでプレビューを繰り返し、調整しつつ、必要ならシナリオも直し、画像も追加し、音楽もアレンジし直し、といった感じで完成に向けて作業しております。

このやり方って、楽曲制作的な手法かな、とも思っていて、思いついたフレーズをDAWに打ち込み、再生して、修正して、また再生。そんなサイクルを繰り返して、よしこれで行こう、という感じです。

だから、ゲーム制作でも常にプレビューが必要なんですが、こんな破天荒な制作手法でも制作は可能ですので、ひとつのショーケースとして見てもらえればと思います。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?