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空(から)の性質を適用する。

空(から)には自由がある。
何を詰め込んでも、何を為しても、良い。

弁当箱があれば、おにぎり、からあげ。
重箱があれば、おせち。
水筒があれば、お茶、コーヒー。
といった風に。

ただし、空の割合は、調整しなければならない。
8か9割ならば、箱とか、空間とか。
10割ならば、空という概念そのもの。
割合が増えるほど、徐々に抽象的な「なにもない」になる。

自身に合わせて何割か、空の性質を適用させておく。
すると弁当箱のように、志向性を維持しながら多様性を得ることができる。
それはきっと楽しくて、幸せである。

見上げれば大空が。見下げれば大地が。 俯瞰の位置では、多くを見ることができる。