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朝ドラ「純情🍀きらり」にイラついていたあの頃

『ひよっこ』が終わり、夕方の再放送は何故か『純情きらり』が始まりました。
 コレについては『エール』のヒロインと同じ愛知ー東京間が舞台だし、音楽が関わっているし、と諸説ありますが、まーここ最近制作の朝ドラばかりでちょっと飽きていたので『純情きらり』いいんじゃない?たしか飛び飛びだったけど見ていたわー。主人公の宮﨑あおいにイラつきながら見ていたわねーと思いつつ再放送が始まったのです。

やはり、私の記憶は間違っていなかった。

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始まって2週間も経たない内にコレ☝️のオンパレード。
しかしながら、突っ込みつつも見ていたのは、ひとえに宮﨑あおいが可愛いかった以外の理由しか思い当たらない。

これは脚本があかんかったんだよねー(たぶん)

まるで『なつぞら』のなつを彷彿させるようなヒロインアゲアゲの推し…イヤ、東京制作AK局の朝ドラはみんなこんな感じかな(え?この時代からかよ…)

【朝ドラ主人公あるある】
①主人公は自分の境遇(とか立場状況を)あまりよくわかってない
②わかってないけど夢はみている(まあ主人公だしな)
③一応、勉強やら努力はしている(つもり)
④ただし見ている視聴者にはあまり伝わっていない
⑤謎の主人公パワー(別名 主人公補正)により生活費もピアノレッスン料も苦労せず即クリア(着替えとか送って貰ったのかな?)
⑥ある日突然、降ってわいたような運命の出会いも頻繁に多々ある
⑦主人公なのでこのビックウェーブに乗らねばなるまい
⑧モブ達も必ず協力体制。否定派がある日突然寝返ったりする
⑨なのに肝心のお相手役には超鈍感力を発揮する
⑩相手役の気持ちに気づくのはいつもモブ(か身内)

 …やっぱ『なつぞら』とよく似ている。

ジャズに憧れてピアノを始める☞⭕️
ジャズに聞き惚れて試験時間に遅れる☞❌
しかも聞き惚れていたのはピアノではなくサックス演奏だったし…

昨日は偶然、銀座のカフェーで豊橋の女学校の同級生の松本まりかと再会してしまう(奇跡の遭遇率!)

しかもまりか様っては桜子と先生(劇団ひとり)が婚約していたことまで精通していたわよ。

(えっ?なんで?)

先生ってそんなにペラペラ自分の境遇を喋る男性だったっけ?(あぁ、きっとまりかの敏腕記者っぷりで豊橋を突然去った理由から、桜子と婚約していたことまで聞き出したんだな)

しかも「桜子。先生に会いたいでしょ?そうよ!そうよね?私が橋渡ししてあげるから明日カフェーにいらっしゃい」

なんなの??まりかってば、桜子に弱みでも握られているの?(あー昔、桜子にラブレターの橋渡しやら戦争反対のフラッグ☞旗を掲げた時、助けて貰った恩を返そうとしているのね、きっと)

脳内補正しながらドラマを見るのって正直疲れるわ。

そして桜子の下宿(マロニエ荘)を訪ね、新鋭画家のなんとか冬吾が住んでいることまでつきとめる名探偵まりか様!(たしか新卒ならまだ見習い期間じゃないの?などど突っ込んではいけないのよ!朝ドラなんだから)

一方、冬吾(西島秀俊)は何故だか桜子が弱っている時に現れ、謎の名言やらパワーチャージで桜子をダンスホールやら映画に連れ出してくれるKYG(空気を読みすぎるガイ)

エスパーかよ。

これさー謎だったのは主人公の桜子はジャズジャズ言うてる割には、ジャズをやりたかったのか?ジャズピアニストになりたかったのか?演奏家になりたかったのか?クラッシックを弾きたかったのか?味噌屋をやりたかったのか?が最後までわかんないまま〜完〜
となってしまったことですね。

そんなこんなで、純情どころじゃねぇ!小悪魔ヒロイン桜子にひたすら突っ込みを入れつつも、おそらく最終回まで、宮﨑あおいが主役だから全てが許されるような超展開朝ドラです。たぶん…

ところでタイトルは何で?「純情きらり」なんだろう??きらりさんが主人公ってわけではなかったよねぇ??最後までタイトル回収はなかったような気がします。



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