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再放送ドラマ「愛していると言ってくれ」が傑作な件について

『JIN〜仁』『凪のお暇』に引き続き、TBSがついに…あの傑作名作ドラマ『愛してると言ってくれ』を再放送してくれました〜。

わー👏
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たぶんおそらくきっと多くの視聴者リクエストがあったんですよね〜?ひゅーひゅー(牧瀬里穂のCM)さすがドラマのTBS様様ですよ!
しかも脚本はのちに NHKの朝ドラ『半分、青い』を執筆される、恋愛ドラマの大巨匠北川悦吏子大先生ざますよ!

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『愛していると言ってくれ』は私の中の北川脚本で不動のNo.2作品です。ちな No.1は『その時、ハートは盗まれた』です。
ええ、当時(1995年)も今も夢中で見ておりましたとも!
昔から青田買いが得意だった私はすでに『12人の優しい日本人(映画版の俳優役のトヨエツ)』『NIGNT HEAD』の霧原兄弟の兄直人(トヨエツ)を存じ上げていたし、かなり個人的に推し(という単語はまだなかった)ていたので、ドラマの大ヒットにより「ああ、トヨエツがこれで全国区に知られてしまう…嬉しい(けど、ちょっと残念だ)」とオタクの本懐みたいなことを思っていました。

まだTwitterなど存在すらしていなかった時代(イヤ、携帯もパソコンも珍しかっただろ?)
せいぜい友達やら知り合い関係者に片っ端からトヨエツ!トヨエツ!と布教しまくっていた程度なんですけれども…ね。オタクあるある行動だよね?ナイトヘッドの霧原兄弟の同人誌とか…?(やってません)

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↑爪痕(黒だとスマホが映りこんでしまうわ)

 そして25年後…このドラマの再放送を見て、常盤貴子演じる主人公の水野紘子にモヤっていた感情は時を経て…再放送(もうすでに何度か見ていますけど)で見ても、みたび変わらなかったということを再認識しました。

北川脚本のヒロイン。恋愛至上主義すぎてイラッとくる。

【みどころ(は内なる声)】
ふたり初めての出会いは『タイガー&ドラゴン』のウラハラ(裏原宿)でイタリアンレストランの塀の外になっている林檎🍎を(許可なく勝手にもぎ取ろう)としていたヒロイン紘子。

☞ここは全然OK牧場の胸きゅんポイントです。
身長の高いトヨエツ(榊晃次)が林檎を取って何も言わずに紘子ちゃんに渡して去っていくだけですでにイチコロ。主人公と同じくトヨエツに一目惚れの完落ち状態です。

やがて知り合って間もありませんが、紘子ちゃんは一方的にトヨエツを守る宣言をして、ぐいぐい距離を縮めてゆく行動に走ります。
手話を覚えたり〜当時は12万5000円するファックスを買ったり〜妹(矢田亜希子)の妨害工作にも負けなかったり〜ファックス代の為に臨時のバイトしたり〜と恋する乙女は猪突猛進です。

☞ここは(まだまだ)全然、許せるポイントです。
だって常盤貴子メッチャ美人だし、若さ溢れる21歳!
考えてもみてください。日本で若くて可愛いらしい女性だったら19歳〜24歳ぐらいなまでは私がネ申!唯一神状態じゃありませんこと?
(まあ、そこにブスだのデフだの貧乏だの金持ちだの田舎から上京して東京デビューします💗だの持って生まれたカードにより、その先の人生が決まってしまうのかもしれませんけれど…)

 とにかく紘子ちゃんは先走り過ぎてトヨエツが描いた絵を「私が搬入するから❕あなたは寝てて」と半ば強引に銀座のトヨエツ所属の画廊まで持っていきます。

なんか、凄くイヤな予感かします。

銀座までタクシーで行こうとしたのでしょうか?吉祥寺から?(井の頭公園の)売店のバイト代で暮らしていけているのでしょうか?
ヒロインの住んでいるアパートも2部屋あったんですよ。で、でも武蔵野か三鷹市だったら23区外で駅から遠ければ…まぁ、それでも5万5000円ぐらいはすると思うんだけどなぁ〜?いくらバブルが弾けていたとはいえ…(いけない。悪いクセね!)ドラマなんだから家賃相場のことなんか気にしていてはダメ!

案の上…帰宅ラッシュにあたり激混み(井の頭→渋谷乗り換え銀座線はメッチャ混んでいます。25年前もな)サラリーマンがぶつかってきて(最近話題となったぶつかりおじさんだな)搬入絵はやり直し…

ここ、放送当時も気になったんだよねぇ〜?
引き受けたからには十二分に気をつけて持っていって欲しい。うん。でもトヨエツもいくら売り絵だとはいえ安易に任せてはいけないよ(せめて注意事項をだな…)

しかし結果、徹夜で手直しを経て2人の距離は縮まります。
☞一方で紘子ちゃんが飼っているアパートの猫が気になっている…うん。猫はある程度放っておいても大丈夫だと思うけど…けどぉーたまに存在事態が行方不明になるネコチャン(まぁ、ドラマだし)

 そして3話のラスト名台詞「わたしとあなたはそんなに違うの…?」で視聴者及びテレビの前のワスも大泣きしました。😭
ポロポロと涙を流し「泣いてなんかいない…」と強がる紘子ちゃん。ううう…紘子ち゛ゃぁぁーん。泣かないでぇ)違くない。違くないよぉーートヨエツはハンサムだし(イケメンという言葉はまだなくソースだのしょうゆ顔という言葉が流行っていた)しかも東京芸大(油絵科?)卒だし凄いよぉぉぉーーーー!

 そして妹。妹のことはあまり覚えてなかったんですけど矢田亜希子これがデビュー作の新人なのに凄いな!存在感というか手話も。台詞は棒読みだか、兄を思う一途さは伝わってきているぞ。とにかく常盤貴子と矢田亜希子の毛髪量に感動です。ふさふさで大変裏山しい。

 なんだかんだ障害(と歳の差、身長差)を乗り越えて2人お付き合いすることになりました。よしよし。私も応援するぞー!んが!紘子ちゃん。彼女の座に座った途端に疑心暗鬼になります。彼氏の部屋を掃除→元カノを思わせるような手紙をみっけ!読まない(偉い)んが‼️まずトヨエツに連れていってもらった喫茶店(夜はBAR?)のマスターに探りをいれる行動→トヨエツの部屋に戻って卒業アルバムから差出人(島田光=麻生祐未)顔を確認→昔の写真も漁って確認。

イヤ、普通にコワイよ。紘子ちゃん。
探偵も顔負けの行動力だなーおい…

すっかり疑い深くなった紘子ちゃんはケンカの勢いついでに「あなたといるとつまんない!だって手話ってすごい疲れるし、それに好きなCDだって一緒に聞けないもん‼️」

(あっちゃ〜)紘子、てめー!

やたら「追いかけてきてくれない」だの!なんなの?なんなの?束縛女かよ!ウゼェーしかも恋愛とバイトに夢中になって劇団はすっかり放置している有り様…。恋する乙女は不安なの?あなたのことが知りたいの!で許されるのかぁ…へーほーふうーん。
恋愛至上主義(おわかり頂けただろうか?)

また、紘子ちゃんは困った時の健ちゃん頼みをよくやらかします。断っときますが、紘子ちゃんは幼馴染の健ちゃんからすでにプロポーズされています。(即お断りしたけど)
「酷いこと言ってしまったわ」と健ちゃんに電話する。
電話で終わらずに翌日もカフェで相談…そこは同性の吉田なんとか(鈴木蘭々)にでも相談しとけや!酷いことを健ちゃんにもしているんだと何故気づかねぇんだ!

なんか凄く長くなりそうなんで…続きます。

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