図書室と「十五少年漂流記」
こんにちは、kyaryです。
夏休みももう終わろうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
まあ、社会人にはそんなものないのだが。
毎年この時期になると読書感想文何書いたっけなと記憶を遡る。小学校で図書委員をしていた時はよく本棚の間でしゃがみ込んで本を漁っていたものだが、最近はそんなことをする機会もなく少し寂しく思ったりもする。
さて、そんな小学生の時分にとても好きだった本を思い出したので今回久々に読んでみることにした。
タイトルの通り、ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」だ。
ジュール・ヴェルヌはSFの父ともいわれるフランスの作家で、代表的な作品としては「海底二万里」や「八十日間世界一周」はご存じの方も多いのではないだろうか。
ディズニーシーのミステリアスアイランドを思い出す感じ。
「十五少年漂流記」はヴェルヌが1888年に発表した冒険小説で、無人島に漂着した少年たちが時には衝突しながらも協力してサバイバルするストーリーになっている。
原題「Deux Ans de Vacances」は直訳すると「二年間の休暇」と、実に二年に渡り無人島での生活は続いていくことになる。
改めて読み返してみて、子供たちの勇敢さや優しさ、そして何より困難を乗り越えて成長していく過程がテンポよく展開され、大人になった今でも面白く読むことができた。子供って、親が思っているよりずっとしっかりしている時ってあるよなぁと思う。
そして当時は等身大の少年たちが知恵を絞っているのを読み、もし無人島に遭難したらどうするかを考えていたなあという懐かしさ。
たまにはこうやって昔好きだった本を読み返すのも良いものだ。
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