自分の仕事の価値は何?

2020/05/17 晴れ

価値について

価値について考えてみた。価値とは?と考えると分かりにくいから、価値を別の言葉に言い換えて考えた。

・顧客はどんな痛みをかかえている?

・どんな驚きの体験を提供できる?

・どんな手間を省くことができる?

・どんなことにお金を出してでも手に入れたいと思う?

・どんなもの、ことを欲している?

これらの質問を自分に問いかけた。

根源的な価値は、とてもシンプルで、時代によって移り変わることがないものだと思う。それを見つけたかった。

そのために、まず自分がどういうものに価値を感じて、お金を自分の意思で使っているかを考えた。

自分の場合は、ものやサービスは、

・Pixel3
・Sound Link Mini2
・iPad Pro
・staub
・Amazon
・Audiobook

といったものに価値を感じているし、お金を払うことに満足感を覚えている。

これらの共通点は、「え、マジで?!」だと思う。例えば、Pixelは、スマホのシングルレンズからは想像できない、絞りの効いた写真が撮れる。

Sound Link Mini2は、小柄なボディからは想像できないパワフルな音質。

iPad Proは、仕事において自分のやりたいことを、ほぼすべて実現してくれる。

staubは、塩だけでこんな美味くなるの?!?!ってなる。

Amazonは、究極に利便性が高い。

AudioBookは、月額が安いのに、かなりの本が聴き放題。単品購入もお手頃。本を買うよりもお得。かつ、移動時間が勉強時間になる。

こういった、マジで?!って思うものに、自分は価値を感じている。どこに価値を感じるかは人によるが、少なくとも自分としては、自分の顧客にも同じように、マジで?!を感じてほしいと思っている。

あとは、どれも利便性が高い。言い換えたら、生産性を上げてくれる商品である。例えばいくらコンパクトで音質が良くても、Bluetoothで繋げられなかったり、バッテリーがすぐ切れたら使い物にならない。

staubも、ただ美味しいだけでなく、食材をブチ込んで火にかけたらできるという楽さも兼ね備えている。

そして、どれも、使いこなせば使いこなすほど、その価値を享受できる。ある程度使い方に幅があり、顧客次第で便利になったり、逆に上手く使いこなせなくなったりもする。

これを塾に応用したらどうなるか。

まず、顧客が日々感じている痛みは、一言で言えば、不安な気持ちだと思う。親子ともに、

勉強が分からないまま大人になって大丈夫なんだろうか。自分は将来どんな仕事をするのだろうか。そしてその仕事で楽しい人生を歩めるのだろうか。将来安定した職につけるのだろうか。

我が子は今の学力のままで大丈夫なのだろうか。将来食いっぱぐれないだろうか。周りの子供にバカにされていないだろうか。

そういった、自分だけでは解決できない不安な気持ちを払拭することができるなら、きっと顧客は喜んでお金を払うだろう。

書くと、当たり前に感じるが、価値は根源的なものだから、ここで奇をてらう必要はないと思う。欲求の満たし方には、工夫は必要だと思うけど。

つまり、自分は勉強を教えることを売っているのではなく、顧客の不安を解消する方法、サービスを売っているということになる。

その一つの方法が、成績を上げるということでもあるし、志望校に合格することでもある。そして、将来に関しては、仕事を知ることで不安が解消されることもあるだろうから、仕事図鑑も、価値提供の1つの方法だと言える。

どうやって欲求を満たす?

どんな価値を提供するかは、決まった。一言で言えば、親子の将来に対する不安を払拭するサービスを展開するだ。めっちゃ抽象的だけど、一言で言えばこうなると思う。

あとは、どうその欲求を満たすかだ。ここで、さっき話した、驚きの体験と、利便性を考えていけばいい。

自分の場合、個人塾だから、価格の安さでは勝負できない。個人塾の強みを活かすとしたら、他の塾が真似したがらないレベルの手厚い個別対応だと思う。

そこまでしてくれるの?しかも、個別に?!という驚き、そこに集中するのがいいと思う。個別化はそれだけ労力がかかるが、そもそも自分のやりたい仕事だから、個別化による労力は、苦痛ではない。

フランチャイズ化するつもりもないから、個別化することによるデメリットは少ないと思う。フランチャイズ化したり、店舗を増やすなら、極力画一的なサービスにするのが望ましいが、そんなのつまんないからやらない。

ここまでしてくれる塾は、他にはねぇわ…となれば、十分驚かせることができる。

あとは、動画コンテンツを充実させること。手軽に将来のことを知れる環境づくりをすることで、不安を払拭することもできるし、自分の将来についてもイメージしやすくなるし、そうなれば勉強の意味も理解しやすくなる。

また、勉強のものばかりでなく、自分の好きなことがみつかるキッカケとなるものや、自分の知識の幅が広がるも動画も作成していく。そうすることで、塾という枠を超えていく。そうなれば、差別化も可能だ。

動画は、かんたんにアクセスできて、文章よりも馴染みやすいから、利便性も高い。

自分の得意分野は、分かりやすく噛み砕いて説明することだから、これも、利便性を高める要因になる。オンラインサポートも行っていくつもりだから、家にいてもいつでも質問できる。

質問すれば、個別の解説動画が送られてくる。

問題を解いて送れば、自分の一番の課題点を発見してくれる。

こんな感じで、不安を取り除くという価値を軸に、驚きと利便性をどんどん高めていく。

その高め方は、もちろん、生産性を意識してやる。仕事時間を伸ばしてやると、自分の身を削ることになる。

仕事時間ではなく、時間密度を高めていく。

次は戦略づくり。

なんだかワクワクしてきた

以上🖐️

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