行動力をつけるには

2020/05/11 晴れ

やる気が出ないから行動できないのではなく、行動しないからやる気が出ないとこの前言った。

では、どうすれば行動できるようになるのか?

行動するときに難しいと感じるのが、まずは一歩目を踏み出すこと。もう一つが、踏み出したあとに苦しい局面や、マンネリ感を感じた局面でもやりきること

この2つを何度もクリアし、その結果、何かを成し遂げることができたら、どんどん行動力がついていく。

しかし、この2つは、思っているより難しい。小川で、跳べば向こう岸にいけると分かっていても、小川の深さが分かっていなければ、怖くてなかなか跳べない。そんな感じ。

跳ぶためには、まず跳んだ向こうに自分の欲しているものがあることを確信することが必要。跳んで何も得られないなら、跳ぶ意味はない。

そして、もし落ちたとき、どんな怪我をする可能性があるかを考えておくこと。それが自分の負えるリスクの範囲内で、跳んで得られるものが多いなら、跳んだ方がいい。

もし失敗しても、もう一回跳べばいい。それか、別の場所から跳べばいい。

このように、失敗しても大した傷は負わない、そして成功すれば多くのものを得られるとわかれば、一歩目は踏み出しやすくなる。

そこまで来ても跳べないのなら、実際に跳んでいる人を見る。または、後ろから思い切り押してもらう。または、自分の岸に火をつけてもらう。

つまり、行動の一歩目を確実に踏み出すには、踏み出さないという選択肢を消してしまうのが一番手っ取り早い。

では、一歩目を踏み出したあとはどうすればいいか?

一歩目を踏み出したら、そこから初めて結果が変わり始める。それまでは、いくら考えたりシミュレーションしても、現状は何も変わらない。

しかし、一歩踏み出したくらいでは、ほぼ現状維持。得られる結果はミジンコレベル。そこから、本当にほしい結果を手に入れるには、行動し続けることが重要になる。

行動し続けるときの、一番の敵は、飽きだ。

一歩目を踏み出した頃は新鮮さもある。でも、それが当たり前になると、変化を感じなくなる。変化を感じなくなると、飽きてくる。

しかし、そこでやめてしまうと、だいたいうまくいかない。もちろん、何を目指すかによるが、だいたい何事も、その飽きや面倒くささを一度乗り越えないと、ほしい結果を得られないようにできている。

じゃないと、みんな思い通りの結果を得られてハッピーになっているはず。でも実際は、うまくいってない人のほうが多い。自分もいろいろなことに挑戦するけど、飽きる前に上手くいくことって、ほぼない。

飽きる前にできるようになることって、基本的に簡単なことだ。だから、そもそも得られるものも小さい。

というか、ほしい結果があるなら、飽きたかどうかは無視するべき。ただひたすら、結果が出るまで行動し続けるのみ。飽きたからやめる、というのは、行動することを目的化しているだけ。結果にフォーカスしていない。

しかし、これも一人でやり切るのは難しい。

そんなときは、伴走者をセッティングするといい。つまり、自分の行動を見てくれる人、また、行動が鈍ったら、それをフィードバックしてくれる人。そういう人がいれば、行動を続けやすくなる。

あとゴールまで何メートル、とか、ペースが落ちてきた、とか、こんな変化が起きている、とか、そういうこと言われると、頑張りが効く。

または、ライバルを設定する。同じような目標を目指す人と、競争をしてみる。しかしこれは、競争に勝つことが目的になりやすいから、注意が必要。人間関係に亀裂が入りやすい。

行動を続けて疲れたときは、後ろを振り返る。振り返って、自分の行動量を確認する。そうすることで、自分の進んできた距離が分かる。

結構、頑張ってきたんだな〜って思えると、またやる気が湧いてくる。前だけ見てると、どれだけ進んだかは掴みにくい。そういうときは、スタート地点が遥か彼方にあることを確認した方が、進んだ実感は得られやすい。

そのためには、日記等で行動量を記録しておくことが必要になる。

または、自分よりもすごい人を見て、自分の行動量のちっぽけさを実感する。そうすることで、自分の中の基準値が高まり、もっと頑張ろう!と思える。

みんながトロトロしてたら、自分もトロトロしてしまうが、周りがキビキビしていたら、自分もキビキビしよう、と思えるものだ。

ということで、まずは、一歩目を踏み出す。

次に、行動を継続する。

この2つをマスターすれば達成できないことは減ると思う。まあ、達成できない原因って、そもそも行動していないか、行動が間違っているか、行動が足りていないかのどれかだもんなぁ。

以上🖐️

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