おひとりさまもコレさえ知っておけば安心!一人で生きていくために必要な老後のお金
今回の記事は私が書きました!
日本の生涯未婚率は年々上昇しています。
2023年の国勢調査における生涯未婚率は、男性28.25%、女性17.85%。女性のおよそ10人に2人は、生涯独身になる計算です。
とくに今は、仕事や趣味が充実していて、結婚する道を選択しない・・・なんて人は大勢いますよね。
そのうえ、3組に1組が離婚するといわれる現代では、仮に結婚したからといって、その生活がずっと続く保証はどこにもないのです。
もちろん、幸せな結婚をする人はいます。けれども、時代は令和。「もし、一人で生きていくことになったら?」と考えておいても損はありません。
今回は、おひとりさまの老後に起こりうる問題と、用意しておきたいお金についてお届けするので、ぜひ参考にしてみてください♪
病気やケガに必要なお金
病気やケガで手術や入院が必要になると、万単位の支払いが発生します。長期入院の場合、100万円近い費用がかかるケースも珍しくありません。
高額医療費制度や医療費控除を使えばお金は戻ってきますが、退院時は病院の窓口で自己負担分を支払うことになります。医療費の総額が100万円、自己負担分が3割であれば、30万円です。
ただし、実際は入院時の食事代や差額ベッド代など、医療費に含まれない出費も発生します。公的医療保険制度の対象外となる費用は、全額自己負担となり、控除の申請もできません。
病気やケガは自分でコントロールしづらいため、いざというときに備えて民間の医療保険に加入しておくと安心です。契約内容によって内容は異なりますが、民間の医療保険では、入院1日につき5,000円、10,000円といった給付金が受け取れます。入院給付金の日額が高くなるほど保険料もあがるので、貯蓄状況や年齢なども考えながら、最適なプランを選んでくださいね。
老後の住まいに必要なお金
みなさんは老後の住まいについて、どうお考えでしょうか?
「老後のために持ち家を購入したの!」という方。
すばらしいです。見習いたいです。
「老後は海が見える老人ホームに入りたいわ!」という方。
すてきです。夢がありますね。
ただし、家を購入した方や賃貸のまま住み続けている方のどちらも、今の家が「終の棲家」になるとは限りません。
自分に介助や介護が必要になったとき、ひとりで住み続けるのは意外と大変です。そのため、老人ホームに入居した場合の費用も把握しておきましょう。
老人ホームでは、月額利用料や入居一時金がかかります。施設の種類やサービス内容によって費用は変わりますが、おおむね月額15〜30万円が相場です。年金だけで月額利用料をまかなえない場合は、計画的にお金を貯めておく必要がありますね。
年金でもらえるお金
年金は、原則として65歳から受け取ることができます。「もっと早くもらいたい!」という方は、60歳から繰上げ受給もできますが、もらえる金額は少なくなります。
また、ご存知のとおり、年金制度はさまざまな問題を抱えています。今後、少子高齢化が加速していくと、「払い損」になる可能性も十分に考えられます。
「じゃあ、年金なんて払いたくない!」と思ってしまいますが、年金には65歳から受け取れる「老齢年金」以外にも、「障害年金」や「遺族年金」があります。
おひとりさまの場合、病気やケガで働けなくなったときに支給される「障害年金」は、とても重要です。年金を納めていないと、障害年金としてもらえるはずの月額5〜15万円が受け取れません。
そのため、たとえ老後にもらえるのが少額であったとしても、年金を納める意味はあるのではないでしょうか。万が一の場合に備えて、年金をしっかり納めた方が得策と言えますね。
将来に備えて、理想の老後を迎えよう!
自分の人生を自分で選択していけるのが、おひとりさまの醍醐味です。仕事に打ち込んだり、趣味を満喫したりと、「いま」を楽しむことも大切ですが、将来に備えることで豊かな老後が過ごせます。
そして、将来お金に困らないためにも、知識やスキルを身につけて、自分の武器を増やして行きましょう! 資格を取得して稼げるようにならなくても、今の仕事を継続しながら、好きなことを仕事にして副収入を得るなんていうのもいいですよね。将来の選択肢を増やすためにも、気になる学びや資格があれば、ぜひキャリカレに相談してみてください♪
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