心の構図

雰囲気をだすために音楽でも流しながら
読んでいただけると幸いです。

雨が降っている
歩こうかなと思ったけど
雨が強く踏み出せずにいる

だけど最近は写真にはまっていて
雨の日の方が映える
やりはじめると偉そうに
人様の写真が解りだしたような錯覚
いちいち間違えては面白い

その構図、その色合いの加工
それで人の好きなものが
見えると言えば大袈裟だけど
言葉を多く覚えたからこそわかることがある

言葉など肝心な時には役に立たない
それに口数の多い人は生き方が下手糞だ

器用不器用じゃない
心を刺してくれるのは
多くの言葉じゃない

そこでそう感じる
あなたの心をみるから
だから心がどうしようもなく
共鳴する瞬間がある

その優しさに触れたくて
その優しをもう少し共有したくて
どうしても長居をしてしまう
そんな心地よい時間

そんな何気ない一言
そんな一枚の写真
そんな色合いを選んだイラスト

心が現れた構図

歯の浮くようなコメントもしたくない
そっけない素朴さで
そのままの感動を伝えたい

ありがとうございますとか
言葉で伝えた方が良い
それは持論でもあるけど
だけど行動はともないと
説得力が無いありがとうなんて
きっと見破られてしまう気がする

言葉と心が離れている人は多い
行間を読めると
いちいち嘘が見えるからまた戸惑う

短い文章でもいい
写真一枚でもいい
イラスト一枚でもいい

心があれば感動を生む
寂しい人といわれても
その寂しさを埋めるために
誰かを利用しない
そんなしたたかな強さだってある

誰かと無理矢理仲良くなって
心を誤魔化すくらいなら
1人で部屋で体育座りして
天井を眺めて泣く奴でありたい

そして少しずつ蓄えた涙を
力にかえていくんだ

外見が鈍そうだから
これくらいは平気だろう？と
傷つけられてきた今がある
どれほどハートが強くなったかな

心を抉られた
狂気のような言葉たちを
優しい言葉に変えて武器にする

心の優しさをみせてくれた
あなたを守るために

奇麗に着飾った言葉を並べれば
心の構図がみえなくなる