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㊗阪神優勝!岡田監督に学ぶ組織運営のカギ!

阪神優勝しましたね!
ニュースでは、球団の優勝決定シーンよりも道頓堀のファンの様子の方が放映している時間が長かったです(笑)

それにしても18年ぶり!?意外に阪神優勝回数少なかったことに驚きました。(阪神ファンの方ごめんなさい。。)

私は子供の頃大阪に住んでいたことがあり、その頃は生徒の9割以上が阪神のファンで、事あるごとに六甲おろしを皆で歌っていた覚えがあります。
阪神ファンって熱狂的だなぁ、、という印象が強いです(笑)
 

今日書きたいのは、阪神ネタではなく、岡田監督についてです。
私は阪神ファンではないので岡田監督の事も詳しくない、、子供のころ選手として活躍していた人だったなぁ、、程度。
最近阪神戦を家族が見ているので、つられて岡田監督の勝利インタビューを見ると、「AREとか、おー!とか話の前に擬音が入り、何を話しているのかわからない!!」という印象。

監督としてどうなの?と疑問視していましたが、監督就任1年での優勝をみると秘密がありそうです。
 

優勝を導いた背景には、技術的な部分の改善(ファーボールの見極めで着実に点を取る?) など、戦略的な部分が大きかったのは、もちろんですが、他にも組織運営に活かせるポイントがありましたので、紹介させてください。
 

1点目: 監督自らが実践した選手とのコミュニケーション


素人の私でも、11連勝中のインタビューで岡田監督が選手の細かい点についてよく知っていて発言しているな、という印象がありました。やはり普段から選手を観察する、または話をしていないと即座に語ることはできないですよね。

岡田監督が言うには、前回の18年前の優勝時は、ベテランで戦力になる選手が多い中での優勝だったので、コミュニケーションをそれほど密に取らなくても優勝出来た。
ただ、今回は事情が異なり、若手も起用していく必要があるので、コミュニケーションをとっていくことを監督就任当時から特に気にして実践していたそうです。

昭和の時代のように、背中を見て覚えよ!というのは、現代の若手には伝わらないですし、世代が離れていればいるほど、口に出して伝えないと伝わらないことも多いと思います。

これは、まさに会社等のビジネス組織でも全く同じことが言えますね。
特に言われるのが、世代感の感覚の差が大きいということ。
少し前であれば、まだ昭和的な仕事の進め方が通用したかもしれませんがが、今は違います。
やはり上の立場の人からコミュニケーションを取っていくという姿勢が組織を円滑に進めるコツかと思います。

時々、若手から気を遣って話しかけてくるものだ、と話される昭和世代の上席の方々も見受けられますが、その考えに固執していると上手くいくのも上手くいかなくなりますよね。

また、個人的感想ですが、最近の若手の方は、ソフトで人当たりの良い方も多いような印象を私は持っています。
そのため、一度でも気軽に話ができる関係性が保てると非常にコミュニケーションは取りやすいため、組織を活性化させるためにも、ご自身から声をかけてみることをおススメします。

2点目:ベテランに忖度せず、その時にベストな選手を起用した事

ベテラン選手を優先して起用するというのは、野球の世界に留まらずあるものですが、今回岡田監督は、ベテランだから、という理由ではなく、若手であってもその時ベストと思う若手選手を起用していったそうです。
若手を起用するということは、ベテランを下ろすことも意味します。

監督でなくても、会社のような組織で責任者がベテランに嫌われると業務が進みにくいということは、実際にあります。また年上を敬う(優先する)というのは日本の良きカルチャーとされてきた背景から、なかなかベテランを下ろして若手を起用することは、責任者が相当の覚悟を持たなければ出来ないことです。
それを今回岡田監督は、実行して、その時ベストな選手をベストな状態で試合に出場させたことも勝ちに繋がった要因のひとつです。

このことは、特に大企業も同じことがいえると思います。
組織の責任者しか出来ない役割が、最適な人の起用の判断をする。長年勤務してきたベテラン社員を敬うことは必要ですが、例えばプロジェクトのリーダーとして相応しいのが誰か、ということを考えた時に、忖度無しにもし最適者が若手であれば、若手をアサインすべきですし、その采配が出来るのは責任者だけです。
責任者が腹をくくってそういった行動をとることで、組織全体のモチベーションを保つこと、最終的には、プロジェクトの成功、そして生産性向上に繋がります。
ベテランには嫌われることも責任者の仕事であることを忘れがちな責任者も少なくありません。

まとめ

野球にかかわらず、最近スポーツで好成績を残しているチームには、優れたリーダーの存在が見えます。
スポーツに関わらず、チーム(組織)を率いていくリーダーが相応しい役割を果たしていくとその組織は強くなっていきます。

優れたリーダーが増えることが、組織の活性化に繋がりますので、リーダーの皆さん!
今年の後半も頑張っていきましょう!

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