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フラッグディール前の予習必須!球団別プロスペクトランキング (KC)編

コーラの株主です。

今回は、フラッグディールに入る前の予習企画としておこなっていた企画ですが、せっかくなので全チーム完成を目指して継続していこうと思います。引き続き各球団のプロスペクトをランキング形式で考察していきますので楽しみながら読んでいただけると幸いです。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、カンザスシティ・ロイヤルズ編です。
(成績は8月29日現在のものです。)


・ランキングトップ10

1位 ブレイク・ミッチェル
2位 ケイデン・ウォレス
3位 ベン・クドルナ
4位 フランク・モジカート
5位 ニック・ロフティン
6位 ギャビン・クロース
7位 カーター・ジャンセン
8位 テイラー・ジェントリー
9位 ブレイク・ウォルターズ
10位 オースティン・チャールズ

ブレイク・ミッチェル
19歳 右左 C 2023年1巡目8位   ROK
Scouting grades: Hit: 55 | Power: 55 | Run: 35 | Arm: 70 | Field: 50 | Overall: 55
二刀流としての実績もある攻撃型捕手。
打撃はパワーと打率を両立できる力がありサルバドール・ペレスのように
長きに渡りチームの中心として活躍することを期待されている。
強肩も特徴的で捕手が難しい場合には平均以上のライトとしての可能性も見出されている。
今シーズン成績:13試合 打率147 本塁打0 出塁率423 OPS599 盗塁1

ケイデン・ウォレス

22歳 右右 3B 2022年2巡目49位   AA
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 55 | Run: 55 | Arm: 65 | Field: 55 | Overall: 50
強打が魅力の内野プロスペクト。
パワー面はすでに試合でも存在感を見せつつあるがコンタクト能力が課題で
打者としてステップアップするためには克服する必要がある。プロ入り前は外野を守っていたものの、ロイヤルズは強肩を活かすためサードへのコンバートをおこないいまのところは将来のサードとして見ている。
今シーズン成績:113試合 打率260 本塁打11 出塁率339 OPS760 盗塁18

ベン・クドルナ

20歳 右右 RHP 2021年2巡目43位   A+
Scouting grades: Fastball: 60 | Slider: 55 | Changeup: 55 | Control: 50 | Overall: 50
地元出身の先発型右腕。
95マイルのファストボールとスライダー、チェンジアップを持ち球とする
チェンジアップの成長が著しく投球の幅が広がっており将来的には先発ローテの中位クラスへの成長が見込まれている。今シーズンはスライダーの改良に力を注いでおり、チェンジアップのような軸になる変化球として機能すれば面白い存在になる。
今シーズン成績:20試合 5勝6敗 ERA4.16 IP97.1 K97

フランク・モジカート

20歳 左左 LHP 2021年1巡目7位   A+
Scouting grades: Fastball: 55 | Curveball: 60 | Changeup: 50 | Control: 45 | Overall: 45
プロ入り前は4試合連続ノーヒッターを達成するなど将来のエース候補として高い期待を受けるサウスポー。
課題は3つ目の球種と制球力でそこが改善できれば先発の上位クラスで投げることになりそう。ただ、一部のスカウトは速球とカーブのコンビネーションで抑え込むブルペン投手としての適性にも魅力を感じており、今後は同時並行で育成される可能性も。
今シーズン成績:20試合 2勝8敗 ERA4.45 IP89.0 K127

ニック・ロフティン

24歳 右右 UTIL 2020年32位   AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 40 | Run: 55 | Arm: 55 | Field: 55 | Overall: 45
内野全ポジションとセンターを守ることができるスーパーユーティリティープレーヤー。打撃もコンタクト能力に優れ安定感があるのが持ち味。
また、一定程度の長打力も持ち合わせており、近い将来チームにおいて貴重な戦力に成り得る存在と目される。
今シーズン成績:87試合 打率282 本塁打15 出塁率361 OPS822 盗塁7

ギャビン・クロース

22歳 左左 OF 2022年1巡目9位   AA
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 55 | Run: 55 | Arm: 55 | Field: 50 | Overall: 45
パワーはあるものの確実性に欠けるフリースインガー。
プロ入り後高い継続して三振率が高く打撃の安定性を欠いている。
守備はセンターを守れるだけのスペックがあり、ロイヤルズとしても
センターへの定着を期待している。
今シーズン成績:96試合 打率203 本塁打12 出塁率298 OPS676 盗塁23

カーター・ジャンセン

20歳 右左 C 2021年3巡目78位   A+
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 50 | Run: 40 | Arm: 55 | Field: 45 | Overall: 45
高い守備力とパワーを兼ね備えた攻守のバランスのとれた捕手プロスペクト。打撃はコンタクト能力には課題があるものの、選球眼とパワーツールに長けており、高出塁率と25本塁打が期待できる。守備も強肩の評価が高く
リード面の成長が期待できれば正捕手への道も見えてくる。
今シーズン成績:106試合 打率213 本塁打10 出塁率359 OPS730 盗塁11

テイラー・ジェントリー

24歳 右右 OF   2020年3巡目76位   AAA
Scouting grades: Hit: 50 | Power: 50 | Run: 50 | Arm: 60 | Field: 50 | Overall: 45
ロイヤルズ傘下で最も成長著しい有望株。
入団直後は良くて第4の外野手程度の評価だったものの打撃の成長により
将来的にはスタメンを張れる能力があると見られている。
守備は強肩であるもののその他のツールは平均程度で堅実なライトとして
プレーする見込み。
今シーズン成績:109試合 打率246 本塁打13 出塁率361 OPS774 盗塁7

ブレイク・ウォルターズ

18歳 右右 RHP 2023年2巡目44位   ROK
Scouting grades: Fastball: 65 | Slider: 55 | Changeup: 45 | Control: 50 | Overall: 45
最速99マイルの速球が持ち味の剛腕。
スライダーの評価も高く現時点では制球力の評価もまずまずとなっており
変化球のバリエーションが増えれば一気にエース級投手への成長も期待できる素材。
今シーズン成績:0試合 0勝0敗 ERA0.00 IP0.0 K0

オースティン・チャールズ

19歳 右右  3B/SS 2022年20巡目595位   A
Scouting grades: Hit: 45 | Power: 50 | Run: 50 | Arm: 60 | Field: 45 | Overall: 45
潜在能力の高い素材型内野プロスペクト。
いまのところ強肩を活かした守備に定評がありメジャークラスでもショートでプレーできると評価されている。また外野へコンバートしても良い選手になれる素質があると見られておりスケールの大きな選手に成長することが期待されている。
今シーズン成績:60試合 打率248 本塁打4 出塁率303 OPS718 盗塁10

ロイヤルズ編いかがだったでしょうか。
長く低迷を続けている割には充実度が低くドラフト等で劇的な改善がない限り、ア・リーグ中地区でさえ勝ち抜くチャンスがなさそう。
また素材型の選手が多くなかなか見通しが見えにくいことも評価を難しくしている印象があります。何か抜本的な見直しが必要なのかもしれませんね。


次回も、ぜひまた遊びにきてくださいね。
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