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MLBトレードデッドライン前に注目すべき選手たちナ・リーグ内野手編

コーラの株主です。

本日は、本格的なトレードデッドライン前に注目選手を紹介する企画の
ナ・リーグ内野手編やっていきます。
(成績は5月25日現在)

・マイアミ・マーリンズ

・ジーン・セグラ   33歳  右右
現役選手では通算7位の盗塁数を誇るベテラン。
オールスター1回、最多安打1回と実績は十分。
バットに当てるのは上手く三振は少ないが、ハードヒットが少ないため
近年は打率も低く、選球眼も良くないため出塁率も低め。また、年々ファストボールとスライダーへの対応力が落ちているのも気になるところ
今シーズンはサードのレギュラーとして起用されている。
今シーズン成績:42試合 打率194 本塁打0 出塁率261 OPS490 盗塁3 

・ワシントン・ナショナルズ

・ジェイミー・キャンデラリオン   29歳  右両
内野の両コーナーを守る中距離ヒッター。
昨シーズンまでタイガースで6年間プレーし、今シーズンよりナショナルズに加入。両コーナーの選手としては本塁打は少なく、メジャー8年で2ケタ本塁打は3度(最高19本)。内野の厚みを増したいチーム、代打の切り札がほしいチームには最適か。
今シーズン成績:47試合 打率258 本塁打6 出塁率315 OPS755 盗塁0


・シンシナティ・レッズ

・ケビン・ニューマン   29歳  右右
ショートとセカンドを守れる便利屋。
当てるのが上手く三振はキャリア通じて少ないが選球眼に乏しくレギュラーに届かない。自慢の足を活かすためにも出塁率の向上を目指したい。
今シーズン成績:35試合 打率257 本塁打2 出塁率299 OPS639 盗塁2

・ミルウォーキー・ブリュワーズ

・ウィリー・アダメズ   27歳  右右 
レイズ時代から強打で鳴らすショートストップ。
昨シーズンは、キャリアハイの31本塁打、98打点を記録。
メジャー5年で4度の2ケタ本塁打を記録していることからもわかるように
パワーはメジャーの中でもトップクラス。FAは来オフのためブリュワーズが今の状態をキープすれば放出はなさそう。
今シーズン成績:49試合 打率204 本塁打9 出塁率290 OPS671 盗塁4

・ラウディー・テレズ   28歳  左左
パワーと選球眼を兼ね備えた強打の一塁手。
昨シーズンは、打率こそ低くく219も、キャリアハイの35本塁打89打点でチームを引っ張った。今シーズンもすでに12本塁打を記録し、打率も257と
長打力をキープしたまま対応力を向上させている。
FAは来オフのためブリュワーズが今の状態をキープすれば放出はなさそう。
今シーズン成績:45試合 打率257 本塁打12 出塁率347 OPS882 盗塁0

・ピッツバーグ・パイレーツ

・カルロス・サンタナ   37歳  右両
メジャー14年通算280本塁打を誇るベテランスラッガー。
今シーズンより1年契約でパイレーツに加入し、一塁のレギュラーを務める。卓越した打撃技術と選球眼を持ち、BB%は毎シーズン上位の成績を残す強打者にしては三振も少なく打撃の安定性はいまだに高い。極端なシフトが禁止されたことで、近年よりも打率も高くなっており、強打者が欲しいチームにフィットしそう。
今シーズン成績:46試合 打率235 本塁打2 出塁率332 OPS687 盗塁5

・アリゾナ・ダイヤモンドバックス

・ニック・アーメド   33歳  右右
ダイヤモンドバックス一筋で、今季が10年目となるベテランショート。
ゴールドグラブ2度の守備力が最大の武器。基本的に打撃は期待できないものの、18年からは2年連続で2ケタ本塁打は記録するなど意外性も。
今シーズン成績:29試合 打率238 本塁打1 出塁率273 OPS594 盗塁3

・エバン・ロンゴリア   37歳  右右
メジャー16年目の大ベテラン。長年、レイズとジャイアンツで主活躍し
通算安打1902本、本塁打337、ゴールドグラブ3回、シルバースラッガー賞1回、オールスター3回を誇る。今季よりダイヤモンドバックスに加入し、ここまで28試合の出場で6本塁打とまだまだプレーできるところを見せている。プレーオフでの経験値を買いたい球団が獲得を検討することは十分に考えられる。
今シーズン成績:28試合 打率221 本塁打6 出塁率269 OPS746 盗塁0

・ルルデス・グリエルJR   29歳  右右
NPBの横浜でもプレーの経験のあるグリエル兄弟の弟。
高い攻撃力を持った内野手兼外野手で、ショート・セカンド、レフトを守ることができる。コンタクトが能力が特に高く、メジャー6年の平均打率は288、OPS808と内野手としては高水準。FAは来オフの予定だがダイヤモンドバックスの状況次第では市場に出てくる可能性は十分にありそう。
今シーズン成績:44試合 打率317 本塁打8 出塁率372 OPS928 盗塁1


・コロラド・ロッキーズ

・CJ・クロン   33歳  右右
メジャー10年のキャリアで4チームに所属した、右のパワーヒッター。
ロッキーズに移籍後は、本拠地の恩恵も受けながら好成績が続いており
21年は28本塁打、OPS905、22年は29本塁打102打点とクリーンアップとして十分な成績を残しています。他球団に移籍した場合少し成績を割り引く必要もあるかと思いますが、長打力を求めるチームには魅力的な選手です。
今シーズン成績:36試合 打率228 本塁打6 出塁率277 OPS703 盗塁0

・サンディエゴ・パドレス

・マット・カーペンター   37歳  右左
昨シーズンヤンキースで復活を遂げたベテラン。
昨シーズンの好成績により、37歳ながら今シーズンから新たな1年+オプション契約をゲット。今シーズンも選球眼は健在でリーグトップクラスを維持しているものの三振の割合が増え、その結果低打率に陥っています。
球種別の対応力は、昨シーズンから引き続きファストボールは良く打っており大きな衰えは感じない。パドレスが低迷した場合はキープする意味もあまりないため放出の可能性は高そう。
今シーズン成績:38試合 打率188 本塁打4 出塁率317 OPS693 盗塁0

・ロサンゼルス・ドジャース

・マックス・マンシー   32歳  右左
高い出塁率と長打力を誇るドジャースの主砲。
メジャーキャリア8年で、30本塁打以上3度、オールスター2回の実績を誇る。通算打率229に対して通算出塁率354という選球眼の高さも魅力。
サードを中心にファーストやセカンドも守ることができる。
今シーズン成績:46試合 打率204 本塁打15 出塁率344 OPS847 盗塁1

・ミゲル・ロハス   34歳  右右
今シーズンよりドジャースに加入したベテランショート。
長年にわたりマーリンズでショートのレギュラーを務めた。
守備では毎年好成績を残すものの打撃はほとんど期待できない。
オプションも含めFAは数年先のためドジャースが低迷しない限りは市場に出てくることはないと思う。
今シーズン成績:30試合 打率207 本塁打0 出塁率255 OPS505 盗塁1

・JD・マルティネス   35歳  右右
ベテラン打撃職人。
メジャー13年で通算351本塁打、1559安打、929打点と輝かしい実績を誇る。昨シーズンは自慢の打撃に衰えが見られ、オフにレッドソックスから再契約を見送られ、ドジャースと契約。ドジャースでもここまでDHのレギュラースポットを与えられている。こちらも、ドジャースが低迷しない限りは市場に出てくることはないと思われる。
今シーズン成績:35試合 打率268 本塁打9 出塁率311 OPS891 盗塁0

・サンフランシスコ・ジャイアンツ

・JD・デービス   30歳  右右
力強い安定感のある打撃と選球眼が特徴の三塁手。
アストロズ→メッツ→ジャイアンツと渡り歩くものの
どのチームでも安定感のある成績を残してきている。
FAは来オフのため移籍するかどうかはジャイアンツの成績次第。
今シーズン成績:46試合 打率270 本塁打8 出塁率345 OPS812 盗塁0

・ブランドン・クロフォード   36歳  右左
ジャイアンツ一筋13年のベテランショート。
ジャイアンツ黄金時代を支えた一人でもある。
ゴールドグラブ4度、オールスター3回、シルバースラッガー賞1回と実績も十分。2ケタ本塁打もキャリアで7回記録するなどショートとしては攻撃力も高い。チームの人気選手のため、ジャイアンツが低迷したとしても放出の確率は半々。
今シーズン成績:29試合 打率172 本塁打4 出塁率252 OPS575 盗塁3

いかがだったでしょうか。
次回は外野手編を予定しています。
ぜひまた遊びにきてください。




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