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コロナ疲れの人はポストコロナも生きていけない(「外出自粛」の罠について考えてみた)

ふと思ったことを書きます。

おそらく、そんなに深く考えないで「コロナ飽きた」って言ってるんだなーと思う人たちを、SNSでよく見ます。

この人たちは、自分がいる環境にどのように対応して生きていくかこれからの急速に変化する時代に必要なスキルを身に着けるチャンスの存在に気付いていないな、と思います。

そのスキルが何かは、具体的には私もわかりません。でも、例えば、今なら、「外出自粛」という制限が社会からあるとき、どのようにすれば自分はストレスを感じないで過ごせるか、と考え動き変化をすることができる柔軟性や適応性かもしれません。

私もアイルランドから帰ってきて1か月は、いろんなことをして自粛生活を満喫していました。

でも、だんだん、ストレスになってきてしまう時期もありました。私はもともと、人の温かさを感じることができる、対面で会うことを大事にした教育(ベビーシッター、学童、ワークショップのファシリテーター、ダンス教室講師など)や接客業(テーマパーク、飲食、同時通訳)をはじめとした仕事をしていました。だからこそ、会えないこと、子どもとスキンシップが取れないこと、身体を伸び伸び動かして運動できないこと、空気作りができないこと、そして、これらができないから収入が得られないこと。飲食店では営業再開まで待機になり、知人の友人で学童で採用されては運営体制縮小でしばらく待機になり、知人の紹介でコワーキングスペースの受付に採用されては自粛期間延長で採用取り消しになりました。他に応募したお店も運営再開したら一度お店に遊びに来てみてくださいと言われたきりだったり、他の会社にリモートワークに応募してみたら、みんなが応募しているので他の応募者と比較して不採用です、っていう連絡も頂きました。

でも、4月の上旬くらいで、まず最初に「今って、時間がある分、インプットしまくれるチャンスじゃない」って気づきました。

Kindleでは無料で読める本が増え、オンラインで学べる無料セミナーやイベントも増え(Instagramでもよく広告で出るようになりました)、TEDも見放題。美術館の作品をGoogleストリートビューみたいなやつで観れたり、YouTubeでは歌舞伎座が期間限定で演目を公開してくれたりと、教養を身に着けられる機会まで増えました後で読みたいと思っていた本が読め、観ようと思っていたドキュメンタリー映画が観れ、調べたいと思っていたことが調べる時間がある。2020年の春は、働いていたりするとなかなか作ることができなかった「自分への自己投資の時間」を神様が用意してくれたんじゃないかと。

私は本やドキュメンタリー映画観賞にプラスで、オンラインセミナーなどで株やiDeco、つみたてNISAについての勉強を始めました。「いつか時間を取って調べたい」と思っていたことでした。

そして、4月中旬くらいには、「インプットしたら、アウトプットして、それを振り返りしてさらにインプットして自分をレベルアップできるチャンスじゃない」と気付くことになりました。

YouTubeやFacebookやInstagramのライブ配信をやってみたり、オンライン会議ツールのZoomの主催者側も初めて経験したりしました。ダンスをZoomで教えてみたら、意外とできることに気づきました。アイルランドで買ってきたティンホイッスルを練習してそれはそれはとてもへたくそな動画を上げたら、お手本になる日本の奏者さんたちの情報が入ってきました。初めて有料のnoteの投稿もしました。

小さいことかもしれないのですが、試しに自分でやってみて失敗しまくって、気づくことがいっぱいありました。こうして、人と対面で会えない環境で、自分には何ができて、何を身に着けていけばいいんだろう、というのが、何となく見えてきた気がしました

なので、今、私は、外出自粛ではありますが、飽きていません。時間が足りません。もっといろいろなことを知りたくて、もっといろいろなことを身に着けたいと思っています。そして、ポストコロナの時代に、その知識や能力を活かして、しっかり、生きていきたいと思っています。



「コロナ飽きた」という人たちは、外出自粛という制限によって、「壁」に囲まれたようになってしまって、視界が狭まっているのかもしれないとおもいました。だって、外に出れなくても、可能性やワクワクは世の中にあふれまくっているからです。お金が原因かもしれません。私も、国の給付金を待ちながら、一桁万円になってしまった残高の通帳を見て焦っています。

外に出れないことで、行動が制限されていることで、お金がないことで、何にもできなくなるわけは全くなくて、「ない」なら「ない」で、「ある」を探すか、作るか、なんだと思っています。

東京都知事がけん玉を紹介したのは、「何もすることがない」という人たちに、「たとえばこれならある」といううちの1つを提示しただけで、そうした都などの”情報提供”も活かしながら、自分から探せばきっとやりたいことや学びたいことや挑戦したいことって見つかってくるんじゃないか、と思います。

だから、今こそ考えて行動に移せる機会なんだと思います。自分の好きなものは何で、夢は何で。ちょっと不安だったことも試してみて、失敗がたくさんできるチャンスで。

私は沢山の具体的なゴールを同時に持つことにしました。
①お金(株、iDeco、つみたてNISAを学んで、実際に投資を始める)
②健康(渋谷までは電車に乗らないで歩くことをあたりまえにする、オンラインダンス教室を始める)
③趣味(ティンホイッスルを今教わっている先生の学校の演奏会に一緒に出れるレベルまでにする)
④仕事(自分が働いていない時間にもお金が入ってくる仕組みを作る)
⑤社会貢献(ミニマリストになる、部屋にあるものを今の半分以下にする、1週間に1回は必ずオンラインでボランティア活動に参加する)
⑥知性(1日になにか1回は必ず学ぶ。1冊/1ドキュメンタリー映画/1教養…)
⑦人間関係(自分の共感者、ファンを増やす。会ったことがある人ばっかりのフォロワー数を、会ったことない人との比率を半々にする)
そして、1日に1回は何か失敗する(※死なない程度に)。

全部できるかどうかわからないですが、とりあえず手を動かしてみようと思います。ポストコロナは「私2.0」を目指します。明日首都圏直下地震が来て死んでも後悔しない、1日1日が充実した日であるように、動き続けます。


最後に。

言うても、自分はなー…と思う方がいたら、こちらを、観てください。

この記事をさらっと読んだ、というかた、つまらない記事ですみません。
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今日は、以上です。


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