見出し画像

「二見いすずの土曜ラジオ!」に出て思った「ゆるく」「楽しく」エコライフ

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

21年7月の下旬の出来事ですが、MBCラジオ 「二見いすずの土曜ラジオ!」に出演しました。21年の自分の地元メディア露出率高いな…

きっかけは5月末に同じMBCさんで出演させていただいた、モーニングスマイル。

スタジオから聞いていた担当の方が、私が環境問題をより真剣に考えるきっかけになった映画を自分も観た!と感動し、かつ、留学していたのが私が住んでいたシアトル(具体的にはベッドタウンなのですが)だったそうで、環境活動家さんや専門家さんではなく、リスナーさんと同じ一般人、「ちょっと挑戦しているあなたの周りに普通にいる一般市民」として私を紹介したい、とオファーをくださったのでした。まさかのオファー電話で、シアトルの地元トークで盛り上がるとは。笑


MBC本社に突撃~

ということで、行きました。MBC本社(?)。この日は午後から友達の結婚式だったので、久しぶりにファンデーションを塗っていてお肌が白いです←

画像1

土曜日だったので、休日用の入り口から入ったのですが

画像2

なんと、前回取材を受けたポニーメイツ号もあったのですが、その手前にトヨタが作っている電気自動車コムスを発見。実は、久米島でエコな観光ツールとしてのコムスの活用促進を、2019年にお仕事で手伝わせていただいていたので、ここでも出会えることができて、感動。

そして、収録現場へ。

画像3

事前にメールでやりとりをして原稿を作っていたので、それに主に沿いながら、ところどころ話を膨らませたりしました。当日は甲子園だったこともあり、ちょっとバタバタしている感じでしたが、ちゃんと時間内にまとめることができたのでした笑

ラジオの収録現場にきて驚いたのは、「音だけ」で現場にいる人とスタジオでコミュニケーションや阿吽の呼吸を取っている世界でした。現場の方の話す「間」や熱意、そしてリスナーさんがそれを聞いていていつどのタイミングでどのように話して次のコンテンツへ進んでいくか。それを、音声だけで判断するんです。その現場を感じたくて、自分が登壇した後もキリがいいところまで席を動かずその「音声の世界」に浸っていました。感動でした…


あ、で、肝心のゆるっとエコライフトーク

ということで、自分がラジオでお話しするにあたって用意したカンペを一部修正して、内容を丸々シェアします。当日仕事などで聞けなかったので!という方も多かったので、これで…!

ーーーー

Q. まずは自己紹介、経歴などをお願いします。

神奈川で生まれ、小学校4年生から東京・世田谷へ。
中学校1年の夏から高校3年の夏までをアメリカ・シアトルで過ごし、帰国後は東京で明治大学・国際日本学部に進学。
卒業後は新卒で楽天株式会社に入社し、神奈川支社で楽天市場の部署へ。
1年で退職し、友人の誘いで教育系の一般社団法人の立ち上げ、そのあとに代表にお声がけを言いただき教育系NPO法人の事業拡大のための基盤作りに携わる。2017年秋からは文部科学省の官民学協働の「トビタテ!留学JAPAN」のプロジェクトチームに参画し、広報・マーケティングやコミュニティマネジメントを担当。
キャリアチェンジの中で給料が下がったことや社会人学生として学校に入学したことなどをきっかけに「副業」をはじめ、英会話講師や通訳・翻訳、ダンス講師や振付、イベント企画運営やファシリテーター、国際交流・異文化理解系ワークショップ講師やベビーシッターなどを経験し、いつのまにか「複業」へ。
2020年、渡米予定がコロナで白紙となり、これを機に100%フリーランスに転換、「パラレルワーカー」に移行、様々な業界・業種の仕事を受けている。


Q. 鹿児島にお越しになったきっかけを教えてください。

東京で参加した、一般市民100人が100日間で作り上げる市民ミュージカルが2017年に鹿児島に進出する、となったときに、鹿児島出身の彼氏と一緒に運営のお手伝いに行ったことがきっかけ。2019年に2回目の公演があり、お手伝いに行った際に、教育系NPO法人で働いていた時に出会った奄美大島の方の案内で鹿児島市の運営するコワーキングスペースに出会いました。2020年4月、渡米延期を受け仕事を探していた時に渡米できるまでのアルバイトのお声がけをいただき、短期的に鹿児島に住むのはありかも、と思ったところで緊急事態宣言が発令され話が流れてしまいます。しかし、7月に正式に渡米が難しくなったとき、改めてお声がけをいただき、「2回もお声がけをしてくださるなんてことはない」と思い、直感に従い移住することを決断しました。


Q.関東、アメリカを経て今は鹿児島で暮らしていらっしゃいますが、
鹿児島での生活はいかがですか?

ちょうどよいです。東京は街の大きすぎさに疲れるときがありましたが鹿児島中央駅周辺や天文館の規模は自分にはぴったりですし、アメリカ・シアトルは緑あふれる大自然が私は大好きでしたが車がないとどこにも行けないのが悩みだったのですが鹿児島市は市電やバスなどのインフラが整備されているうえ自然へのアクセスもすぐできます。また、東京もシアトルも坂道が多くて徒歩や自転車での移動が本当にしんどかったのですが、鹿児島市内はそこまできついところがないのも気軽に出かけたいと思わせてくれます。


Q.コロナ前に決まっていた就職先がフロリダのディズニーだったとお聞きしましたが、相当な難関を潜り抜けて内定されたことと思います。
もしよろしければ、そのエピソードも教えていただけますか?
(勉強方法、試験方法、努力したことなど)

実は友達の紹介枠で受けたので苦労していませんでした。もともとこのプログラムは新卒も募集していたので、大学4年生の時に応募していて、最終面接まで行っていたので自分にこの仕事に適性があるのはわかっていました。当時は最終面接を辞退し楽天への就職を選んだのですが、むしろ、そういう過去があるから受験させてもらえるかどうかが心配だったくらいで、就活生の時に能力開発塾に通っていたのでグループディスカッションも余裕、英語力もあるので英語面接も余裕、日本文化を最終面接で紹介しないといけないのですが大学の出身学部が国際日本学部と英語で日本の文化を学ぶ学部だったうえ、副業でインバウンドツーリズムの仕事も一時期していたので周りよりも博識、ということで、正直何の対策もしていませんでした。むしろ、受かった後に、自分の英語力を復活させるべく能や狂言や日本舞踊を観ながら食事ができる東京日本橋のレストランで外国人向けの同時通訳兼ホールのバイトを仕事終わりの夜にしたり、ディズニーフィロソフィーをまず日本語で理解したうえで渡米しようと思って東京ディズニーランドで週末だけバイトをしたりして準備をするほうを頑張りました。


Q.以前モーニングスマイルの「ポニーのスマイル中継」にご出演いただいた際に、ゆるっとエコライフを送るヒントについてお話しいただいたんですが
エコな生活を始めたきっかけは何ですか?

元々「もったいない」や「エコ」といったキーワードは小学校の時から頭に残っていて、自分の生活で実践していきたいなと思っていたのですが電気を消すとか水を使いすぎないとかその程度でした。文部科学省で働いていた時、留学から帰ってきた学生たちが留学先の国の「持続可能な生活」に向けた取り組みが非常に進んでいて日本がかなり遅れている話を聞いたころから「パーマネントライフ」「エシカル」などといったキーワードが気になるように。それでもなかなか行動に移せなかった中、コロナで緊急事態宣言がでて、渡米を待っている間暇だったので英語の勉強がてらNetflixで当時公開されていた環境問題に関するドキュメンタリーを片っ端から観て、感化されて動き出すことができました。特にドキュメンタリーではないのですが「コンテイジョン」という映画は衝撃的でした。また、鹿児島に来て一人暮らしを始めて、自分の生活におけるすべての決裁権限が自分にできたことでかなり生活スタイルの移行は加速できたと思っています。


Q.最近取り組んでいるエコ活動や清掃活動について教えてください。

今月は2つ取り組んでいて、1つは「プラスチックフリージュライ」。世界で3億人が参加表明をしている、7月は1か月使い捨てプラスチックを一切使わない生活をしてみよう、というものです。全然使い捨てプラスチックが周りにあふれていて、初日から私はアウトでしたが頑張っています。

2つは友達夫妻が主催する、全国の友達と8月12日までに1万本のタバコを拾おうという挑戦です。

実は鹿児島に来てからするようになったごみ拾い。鹿児島中央駅・天文館エリアを中心にごみ拾いをするgreenbirdという団体に所属しているのですが、そこで先月吹上浜にビーチクリーンに行ってきました。あまりのごみの多さに、悔しくなって目に涙を浮かべながら必死になって拾い続けました。そして自分でもごみ拾いを主催したい、と思って騎射場で「KISYABAGREEN」というごみ拾い活動もやってます。みんなでごみ拾いすると楽しいです。


Q.山瀬さんのインスタグラムにはエコなアイディアがたくさん!

山瀬さんにとって、エコライフを過ごしていく上での目標やゴールがありましたら教えてください。
「自分がHAPPYでかつベストだと思える選択をしていること」です。調べれば調べるほど、環境問題には政治や経済が絡んでいたり、自分が起こす行動がどれくらい地球にインパクトがあるのか、どれが正解なのかわからなくなります。究極、肉もお魚も食べないヴィーガンがいちばんよいのかもしれないけれど、私はせっかく鹿児島にいるのだから黒豚も鳥刺しもブリもカンパチも食べたい。なので、自己満足にすぎないのかもですが、一番自分が納得できるものを探してそれを選択するようにしています。最近は、今年1月から自分の備忘録用に毎週1記事投稿しているブログが、多くの人に読まれるようになってきて、勉強させてもらってます、という連絡をよくいただけるようになったので、もう少し頑張ったほうがいいのかなと思ってます。笑


Q.エコな生活、何から始めればいい?と悩んでいる方も多いはず!
簡単に取り組めるものって何かありますか?

マイボトルとかエコバックとかもはや当たり前だと思うので、これからの季節だからこそ買いそうなもので。
1)日焼け止め。洗い流した日焼け止めが、海の生き物を傷つけない材料を使った日焼け止めを選ぶこと。あなたがいま使っている日焼け止めは、あなたの肌は守っても、沖縄の珊瑚を殺しているかもしれません。
2)プラスチック製のハンディファンではなく、ハンカチで汗を拭き、扇子で仰ぐ。打ち水や風鈴の音色で涼む。家からプラスチックの物を減らしていきましょう。
3)日傘はもちろん、折り畳み傘を持ち歩き、コンビニでビニール傘を買うのを禁止する。日本は世界一傘の消費量が多い国で、1年で1億2~3千万本。


Q.エコ生活以外で、山瀬さんがこれから先鹿児島でやってみたいこと、挑戦したいことは?

今、自動車の免許を取るべく教習所に通っています。教習用の車が電気とのハイブリッドの自動車学校を見つけて即入校しました。免許が取れたら、自分がマーケティングのお仕事でかかわった電気自動車に乗って、リサイクル率全国No.1でSDGsの未来都市と言われている大崎町に行きたいです。直近では「そうめん流し」を食べてみたいのと、島の数が多い鹿児島だからこその島旅。来月屋久島に行きます。硫黄島と沖永良部島と甑島と新島にも行きたいです。

Q.ラジオをお聴きのみなさんにメッセージをどうぞ!

自分の経験上、ラジオでこうして人の話を聞いて、なるほどなあ、って思って、今すぐ行動に移して変わる人っていないと思うんです。自分がそうだったから。私は沢山ドキュメンタリーを観て、沢山調べて、おしゃれにエコな生活をしている人のSNSを沢山フォローして、いろんな分野で「この人みたいになりたいなあ」みたいな人を沢山つくって…と、沢山の刺激があって行動に移せています。なので、もし私の話を聞いて「ここの分野ではやまかなみたいになりたいなあ」「やまかなからの刺激が欲しいなあ」と思うところがあったら、SNSをフォローいただいて私からの情報発信を刺激にしていただいたり、月1回私が主催してるごみ拾いに来ていただいて、情報交換しましょう。
最近知った、アインシュタインの言葉で、こんなものがありました。「悪い行いをするものが世界を滅ぼすのではない、それを見ていながら何もしない者たちが滅ぼすのだ」
皆さんの何かしらの次のアクションに繋がるように、リクエストの曲にバトンタッチします。

ーーーー

画像5

話してるふり。←

ということで

リクエストで流してもらいたかった曲が「今なんじゃない?」という歌詞でスタートする緑黄色社会の「Mela!」だったのですが、緑黄色社会が最近ラジオで流しすぎている!ということだったのでディズニーの音楽にしました。このnoteでは緑黄色社会産を紹介します。笑


今回のラジオでの収録では、前回ラジオで話してみて思った、「ラジオでこうして人の話を聞いて、なるほどなあ、って思って、今すぐ行動に移して変わる人っていないと思うんです。自分がそうだったから。」ということを素直に伝えました。そして、自分が行動に移すためのストーリー・理由を作るための材料として「沢山の刺激があって行動に移せています」ということも話しました。

結局自分は、「地球がやばいから」「生き物が…」「海が…」とかそういった言葉よりも、「自分に結局返ってくるもんね」という考え方で行動をしていて、だから「ゆるく」「楽しく」という思考で行動しているわけで。ただ、ラジオでも話した通りアインシュタインの言葉を借りて「悪い行いをするものが世界を滅ぼすのではない、それを見ていながら何もしない者たちが滅ぼすのだ」と、何もしていないのだけは避けたいなと思っていて。少しずつ前に進んでいけていたらいいなと思っているのでした。


自分の日々挑戦しているゆるいエシカル生活への移行、それを改めて振り返りつつ、周りにも発信ができた貴重な機会だなと思っています。

また、聞いてくれた友達たちが「すごいよかった!」と伝えてくれたのでこれまたうれしかったり。にやり。

画像4

最後に収録メンバーのみなさんと。本当にありがとうございました!


これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。