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鹿児島と言えばの「火山灰」を掃く地球に優しいほうきを探していたら、すすきにたどり着いた話

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

今回は「掃除用具」です。ほうきです。

洗濯はベビーマグちゃん、台所周りはセルローススポンジとOrganicChoiceさんとBrownSugar1stさん、お風呂掃除はOrganicChoiceさん、他は重曹とクエン酸、というスタイルが確立しつつある自分ですが、

鹿児島と言えばの桜島の火山灰についての対策をいよいよ考えるきっかけが来ました。

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鹿児島に移住して初めて迎える夏、目立ってきた、ベランダの黒い灰。

私が移住したタイミングである秋~冬にかけては、桜島から噴火して出てくる灰は風向きの関係で鹿児島市内とは逆の大隅半島の方に流れます。そして、春~夏にかけてはこちら、市内向きになることが多いのです。

今までは気になってなかったのですが、さすがにベランダも黒いエリアが増えてきて、窓のサッシに関しては真っ黒なので、これは地元の方のように掃かないとな!と思ったわけでした。

鹿児島には燃えるゴミの袋と燃えないゴミの袋と火山灰専用袋がある

ということでちょっと鹿児島の事のご紹介で、実は鹿児島には、「克灰袋」(こくはいぶくろ)という、黄色の、火山灰を専用で入れる袋があり、ごみステーションとは別のところにその袋を積んでおくと、ごみ収集車とは別の黄色い車が回収に来てくれるという仕組みがあります。笑

この記事がわかりやすいです。黄色い袋が積まれていたら、それは中身は全部火山灰です。すごいですよね。

ちなみにこちらのサイトが面白楽しく、この「克灰袋」関連グッズも紹介してくれてます。缶バッジとかバッグとかいろいろあるんです。↓


1人暮らししてて、しかもアパートなら、灰を掃いたり、「克灰袋」を使う機会なんて、そんなないよ~と周りに言われていたの、私も気を抜いておりました。

私の部屋は、ベランダ側で唯一、反対側の家の駐車スペースとお向かいさんということでオープンに空間が広がっており、海側(桜島側)か風も日差しもしっかり浴びれるポジション。つまりアパートの6室の中で一番直接灰を受け取れるベストポジションにあったのです。そして、玄関にも、自分の靴についてくる灰が溜まってきたのです。


お風呂の残り湯で流す説→排水溝が詰まるのでNG

先輩方にアドバイスを伺うと、どうやらおふろの残り湯で流すこともできるとのこと。お風呂には入らないので、お米のとぎ汁で試してみました。

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あれ。ひどくなってないか?

そしてこれをSNSに上げると、「排水溝に詰まるからある程度は掃いたほうがいいよ」と地元の方。素直に従います。


細かい灰を掃くことができるほうきを探せ

ということで、いざ、ほうきの購入を検討。

探してみるとこういう記事ってどのジャンルでもあるんですね…

そして、上記の記事2つで紹介されていた、「REDECKER」さんと「Iris Hantverk」さんは、以前私が購入した北欧、暮らしの道具店さんでお取り扱いしていました。REDECKERさんのほうきは灰を掃きとれるか疑問だったのと、IrisHantverkさんは使い勝手やコンセプトは共感したのですが組立が必要ということで組み立てるはずが壊してしまう機械音痴の私はためらってしまいました。←

また、フェアトレードのPeopleTreeさんでも取り扱いがありました。


そして面白いことに、こうしてアンテナを張った瞬間に目の前に現れるのが、ほうきです。笑

鹿児島環境みらい館で開催された城西マルシェや、マルヤガーデンズ鹿児島で開催されていた木のワークショップで、見かけました。「tenuka」さんのほうきです。鹿児島の職人さん?で、ほうきでは材料はすすきをつかっています。

早速直接DMし、次のワークショップまたは出店の予定を聞きますが、Instagramをあまり使われないのか、お返事がいただけず…

そんなある日、霧島まで出かけていたら、上記の写真よりも丈の長いほうきが「販売」されているではありませんか!

ということで、購入。このご縁を選びました。

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購入したお店はこちら「きりん商店」さんです。ススキを束ねている紐は毛糸です。カラフルなものもありましたが自分はあえてシンプルに。

そして、早速家に帰って掃き掃除。

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やはり少しすすきが取れてしまうのは仕方ないですが、前の写真と比べるとかーなーりー綺麗になって、感動です。そして、やっぱり桜島の灰ってこんなに積もるんだなーと実感しました。

ちりとりが必要なほどではないかな?と思い、今回は袋で手づかみで回収。「克灰袋」いっぱいに溜まるまではまだかなり時間がかかりそうです…笑

なによりほうきが可愛いのが気分が上がっていいです。プラスチックのものじゃなくてよかったー。笑 これからの季節、お世話になります。笑

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(窓のサッシは結局小さいものが便利だったので竹歯ブラシに移行するために使わなくなったプラスチック歯ブラシで掃きました。完全脱プラまでもう少し…!)


ちなみに、tenukaさんの箒に出会うまでの間、友人から紹介してもらった江戸長柄箒で有名な「白木屋傳兵衛」さんもご紹介。棕櫚(しゅろ)とかはりみとか、国内産のものでもいろんなものがあるんだなと学びました。


いまは小さなワンルームのアパートに住んでいるので、サイズ的にもすすきのほうきがぴったりでしたが、将来大きな家に住むことになったりしたときに、選択肢としてメモをしておきたいと思いました。ということで今回のnoteでした。

今月は「プラスチック・フリー・ジュライ」ということで、使い捨てプラスチックを使わないようにしようと全世界で3億人が挑戦しているチャレンジ月間。プラスチックを可能な限り部屋から減らしていくと、なんだか、いい気分になるようになってきました。← この感覚は何なんだろう。



これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。