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よろしければ『まんがはじめて物語』の話をしませんか?

 子供たちが小さい頃に「お母さんの学生時代は、土曜日も毎週授業があったんだよ」と言ったことがあるのですが、長女も次女も信じられないという顔をしていました。

「お母さん、よく我慢できたね」と。

 いやいや、昭和キッズは最初から『土曜は登校日』という情報が身体に刷り込まれているのだから、我慢するという感情を発動させる必要はなかったからなぁ。

 ……っていうか、自分、土曜日の登校は結構好きでしたね。

 給食も掃除もナシで早く家に帰ることができる土曜日は、私にとっては、休日前の『幸せなワンクッション』でした。
 
 そして夕方から始まる『前夜祭』で、幸せな気持ちが更に上がりまくります(*^▽^)/★*☆♪ 

 あ、『前夜祭』って、テレビをつけてアニメやバラエティー番組をはしごするだけのことです(笑)

 そのスタートを飾る番組が17時半にスタートする(※地域により異なるハズ)『まんがはじめて物語』でした。

 これは『まんがはじめて物語』をただただ語るだけの『誰得?記事』でございます(笑)
 土曜のお昼は『笑って笑って60分』を観ながらお昼ご飯を食べていた方、『8時だよ全員集合!』と『俺たちひょうきん族』との間で揺れていた方、そしてまったく該当しない方もお暇でしたらお立ち寄り下さいマセ(* ̄∇ ̄)ノ

『まんがはじめて物語』とは?

 この番組を一言で表せば、『ものごとのルーツを辿る知育系エンターテイメント・アニメーション』とでも言えばいいのですかねぇ。まあ、昭和キッズじゃなくても、何となく想像できますよね。

「俺、子供の頃、この番組だけは無条件に観せて貰えた」

 と、言うのはウチの夫。このセリフを聞けば大体想像つくと思いますが、義実家では『全員集合』も『ひょうきん族』も禁止だったそう……。

 『まんがはじめて物語』は、そんなうるせー厳格な義両親も推奨していた優良コンテンツなのですよ(笑)

 番組を進行させるのは、ピンク色をした謎の生物『モグタン』『お姉さん』こと岡まゆみさん(昭和的な美人でしたねぇ)。そしてナレーション&合いの手担当は『ロングおじさん』こと吉村光夫さん

 この記事を書くにあたって、wiki様を開いたのですが、岡まゆみさんは2代目お姉さんで、初代はうつみ宮土理さんだったのですね。体調問題により急遽降板されたそうです。僅か19話での交代だったからなのか、私はうつみさんの記憶は全くありません。

 ワンパターンの安心感

 番組の流れとしては、まず『実写パターン』から始まり……、

①お姉さんがテーマに関係している何かに取り組んでいる

②モグタン、「バビンチョ!」と現れる

③ちょっとした小芝居やりとりの後で、お姉さんが「……そういえば○○の『はじめて』って」

④モグタンがそれを受けて「じゃ○○の『はじめて』を……」

そしてあの呪文
 
クルクルパピッチョパペッピポヒヤヒヤドキッチョのモ~グタン!!

 そして2人はアニメーションキャラに変身!(どうでもいい話ですが、タイムスリップの際、モグタン激しく吹っ飛んでいて、最後はボール状になっていたなぁ)

 毎回コレでしたね。でもコレがいいんですよ。私の『前夜祭』の始まりはコレだったので、別に真新しさは必要ありませんでした。

 主題歌あれこれ

 現在観ているアニメもそうなんですが、何度主題歌が変わっても、最初に耳にした主題歌が一番印象に残りがちじゃないですか? (私の場合、銀魂の『曇天』や名探偵コナンの『I can't stop my love for you』がソレに該当します)

 『まんがはじめて物語』に関しても、私にとっての『The主題歌』は、うつみ宮土理さんが歌う『不思議な旅/名物!モグタン音頭』でした。

 でも『次の主題歌』を初めて聞いた時の衝撃は今でも覚えています。マンガのように目が丸くなりましたから(笑)

 覚えていますか? ピンクレディーの『U.F.O』のようなギラギラの衣装を身に纏ったキッズグループ(※1)が激しく歌い踊っていた2代目OPを……。

 この路線変更は何だろう? 例えるならば、夏休み前に真面目だった子が、2学期に髪を染めて登校してきたようなものだろうか……。

 しかしどんなに激しいメロディでも、サビの歌詞が「クルクルパピッチョパペッピポヒヤヒヤドキッチョ ヘイ モグタン」というところは、やはり昭和だな~と(〃艸〃)

※1 このグループ、『1980チューインガム・カンパニー』っていうんですね。知らんかった。

 私の記憶が正しければ、これは禁じ手かと……


 いかんせん子供だったので、記憶があやふやなんですが、過去に行ったお姉さんが、先に名称を口にしてしまったことがあるんですよ。

 お姉さんの「これが○○(※2)の始まりかぁ」という言葉を聞いた昔の人が、「○○!? いいねその名前! わ~い○○、○○」と喜ぶ……。

 未来が……過去を干渉しちゃった。

 お姉さん、ソレ重罪! タイムパトロール隊が存在したら、問答無用の逮捕案件じゃないでしょうか:+((*´艸`))+:。

 そもそも過去に行って、昔の人間と接触すること自体が違法でしょうけど。

 まあ冗談はさておき、私の記憶違いでなければ、脚本家の方、かなり締め切りがヤバかったのかな~。

 もしかしたら、他のシリーズ(『まんがなるほど物語』『まんがどうして物語』)とゴッチャになっている可能性もあるのですが、「ソレ、知ってるよ」or「全話把握している(いるんかーい?)けど、そんなシーンないよ」という方がいたら、このおバカなnoterまでご一報頂ければ嬉しいです((ノ∀`)・゚・。 

※2 ○○=スケートの記憶があるんですよね。氷の場面も何となく覚えているので……。でもwiki様で『スケート』の放送日を調べたら、1980年で、何となく時期が違う感じもする。

 さて、締めますか!

 
 これを書いているのは、2023年1月28日で、何と『土曜日』なんですよ。サービス業なんで普段は仕事なんですが、珍しく今日は休みで、1日のほとんどを家で過ごしていたら、ふとモグタンを思い出して、勢いで執筆した次第です。

 ちなみに今、テレビから流れているのはYouTubeだったりするんですけどね(笑)

 くだらない独り言にお付き合い頂き感謝です。ではバビンチョ!( ^-^)ノ∠※。.