【ウソみたいな自己紹介~ロールモデルになれなかった私編~】
思い立って、6/29の夜に、タイトルを更新しました。
結構、思い入れのある記事だったので、
【ウソみたいな自己紹介シリーズ】に混ぜたくてなってしまいました。
あと、最後まで全部無料で読めるけど、有料記事にします。
気が向いたら、100円払って、コメントしてくださいね。
#あの失敗があったから #働き方改革 #イクメン #男性育児休暇
#0歳児との生活 #家族の物語 #働き型革命
【⓪解決策に制限のない私】
のっけから、
正直に告白しますが、
私は今、
妻の両親と同居しています。
すなわち、
義理の両親と、
同じ屋根の下で暮らしています。
そして、
妻と、
3人の子供は、
私名義の自宅に住んでいます。
つまり、
別居ですね。
離婚してるわけじゃないから、
別居婚、ですかね。
しかも、
その距離は、
歩いて5分。
とっても、ご近所です。
ここまでの話、
スッキリ分かったヒトがいたら、
今日は、
もう読まなくていい。
でも、
おそらく、
アナタが、
一般的な日本人であれば、
意味が良く分からないはず。
自分の家族と別居し、
義理の親と同居。
私の人生、
大体全部、
この感じ。
何もかも、
不思議に、
映ってる、
らしいね。
私自身は、
真っ当に、
ど真剣に、
生きてる、
だけです。
解決策は、
無限大で、
諸問題も、
無限大で。
私の場合、
その両方に、
制限がないのが、
ややこしくする、
原因なのかな⁉️
私の感覚だと、
多くの日本人の場合、
諸問題は、
無限大で、
解決策に、
限界あり。
選択肢が、
すくない。
で、
自分の形が持てない。
周りの状況や環境に、
制限されてしまっている。
周りの状況や環境は、
私も一緒なんですが、
違うのは、
解決策の範囲ですね。
私は、
そこに、
制限や範囲が、ない。
だから、
結果として、
皆さんが、
スッと理解できない、
そんな出来上がりになる。
決定的になったのが、
16年前の、
1年間の育児休暇でした。
今日は、
そんな話を、
3部構成で、お届け。
**********
【①ロールモデルに、なればいい⁉️】
まだ日本に、
イクメンという言葉が定着する前、
私は、
育児休暇を取りました。
1年間。
16年前です。
今年、無事に、
高校生になった、
長男の誕生に際して。
当時、
私は、
国家資格を得て、
働き始めた、
監査法人の2年目。
2年目にして、
6人ぐらいの、
優秀な会計士のチーム、
率いてたな。
皆んな、背が高かった。
私以外は。
それは、
また別の話。
妊娠が分かり、
すぐに家族会議。
当時は、
妻と私の二人だけだったけど。
そのずっと前から、
何となく、
一緒に育てよう、
みたいな話が、
妻から出ていた。
私の悪いクセで、
コトの大きさと、
緊急性の関係を、
勝手に決めてた。
だから、
育児休暇の取得も、
それまでは、
特に真剣には、
考えていなかった。
タイミングが来たら、
その時に、
決めれるもんだ、と、
勝手に決めつけていた。
だって、
皆さんお分かりのように、
妊娠はトツキトウカ。
半年以上前に、分かるんだから、
それから、どうとでもなるだろう、
って、考えてた。
一応、
就業規則とか、
育児休暇規程はチェック済み。
1年間は会社も認めてるし、
大丈夫、大丈夫、みたいな。
この辺も、だいぶ、常識がない。
常識より原理原則が大事、
という考えは、
今も変わらない。
いや、むしろ、
より強固になってる感じすら、ある。
で、
さらに“悪いことに”、
その時の上司が、
放った言葉で、
私に火が点いた。
ロールモデルになれば、いいね。
そう、
本音と建前が分からない私は、
ロールモデルになるんだ、と、
勝手に勘違い、してしまった。
だから、
2度と来ない1年間を、
最大限、
真剣に、
愉しんだ。
会社のことなど、
1ミリも考えないで、
とにかく、
ゼロ歳の息子と、
母乳育児でヘロヘロになってる妻。
その二人だけを、
見て、
看て、
観て、
視て、
診て、
満て、
感じて、
考えて、
1年が過ぎた。
そして、
帰っていくべき場所が、
全く変わってしまっていた。
**********
【②元気いっぱいの証拠だし】
男性育児のロールモデルになるんだ、オレは。
なんて、
上司の建前をスッカリ、
全くそのまま受け止めた私は、
1年間、
全く、
会社のことも、職場のことも、
頭になかった。
しかも、
ゼロ歳児育児は、
24時間体制の命の仕事。
言葉は全く通じない、
のに、
要求はハード。
突然の便に、
突然の便に、
突然の便。
ベビーバスのお湯が、
茶色になるし、
私の白いTシャツも、
茶色になるし。
でも、
元気いっぱいの証拠だし。
母乳を飲んだ後の、
ゲップが苦手だったのは
単に空気を飲み過ぎだったのか、
いまだに分からない。
私の白いTシャツの両肩は、
いつだって、臭くて、白い。
でも、
元気いっぱいの証拠だし。
そんなこんなで、
昼夜問わず、
文字に起こせない、
それでいて、
絶対に耳に届く、
呪文のような、
泣き声の毎日。
でも、
元気いっぱいの証拠だし。
1年間、
少しずつ、
少しずつ、
大きくなってく身体と声。
それに合わせて、
段々と、
次を想定して、
動けるようになる私。
それでも、
また、
違う課題が、
次々と。
とても、タフになったね、私。
いつだって、いつだって、
どんなことにも、
そりゃ、
動じてられない。
だって、
相手は、
ゼロ歳児。
元気いっぱいの証拠だし。
1年後に、
全く変わっていたのは、
働く場所の方ではなく、
完全に、
私の方だった。
**********
【③誰もやったことがないこと】
まるで別人になってしまった私は、
1年の時を経て、
元のチームに戻ってきました。
メンバーも殆ど変わらず、
仕事の内容も、
当たり前のように、
依然に、
やっていたコト。
何も変わらない。
何も不安はない。
でも、
すぐに、
オカシナことに気づいちゃった。
1年間のゼロ歳児との生活に、
どっぷりと浸かり、
疲れていた私は、
復帰初日に、
居眠りを。
ウトウト。
昼休みでもないのに。
自分でも、信じられなかった。
お給料をいただいてるのに、
寝てるなんて、、、
仕事中に、寝てるなんて、、、
クライアントから報酬を得てるに、
寝てるなんて、、、
あれっ、オカシイぞ。
なんで、
寝てるのが悪いんだ。
指示された仕事は、
完璧に、
終わらせてるぞ。
今、やること、
与えられてないぞ。
なんで、
寝てるのが悪いんだ。
いつ、次のおむつ替えがくるか、
分からない。
いつ、次のトラブルが起こるか、
分からない。
いつ、泣き声で起こされるか、
分からない。
じゃ、今のうちに、
寝ておこう。
だって、
今、目の前に、
困ってる人がいないし、
命の危険もないし、
与えられた仕事も終わってるし。
なんで、
寝てるのが悪いんだ。
私は、
もう、
依然の、
当たり前の仕事を、
やることが、
できなくなっていた。
誰も困らない、
命を危険に晒さない、
必要のない、
目的が分からない、
そんな当たり前の、
目の前の仕事が、
できなくなっていた。
そして、
私は、
キャリアの迷路に、
ハマってしまった。
つまり、
ロールモデルには、
どうしても、なれなかったのだ。
そのときの、私は。
それでは。
【いつか、また、どこかで】
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