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Vol.0 オタク特有のもったいない精神から生まれたマガジン〈今のところnoteでまだ誰もレビューしていない名盤たち>

(ヘッダーはカラーヴァイナル?を加えて走る犬です)

 noteを書きたくなった。動機らしい動機はないけど、しいて言うならある責務が生じていると思ったからだ。僕は週に40~50枚はアルバムを聴くし、そのうち1/3は新しく触れるものだ。別に人と比べるもんでもないけど、多分一般人よりは多く聞いていて、音楽オタクのちょうど平均くらいだと思う。変な強迫観念に駆られて必要以上にマイナーなものをディグりにいったり、その反動でApple Musicのグローバルチャートを上から順に聞いていって「うーーーんNot For Me!」と唸っていつものオタクミュージックに回帰したり、結構平均的な底意地の悪いオタクをやってる自負はある。

 そうゆうことを日々ウダウダと繰り返していると、ふと思うことがある。「こんなに作品をディグっているのに、誠実にレビューをしないのは罪なんじゃないか?」 これまた捻くれた悩みなんだが、結構本気でこんな強迫観念に苛まれる。要するに自分を含めて日本人の0.01%くらいしか聞いてないかもしれない、それでもどうしようもない輝きを放っている作品を他人へと紹介していないのは、オタクとして誠実とは言えないんじゃないか?と感じたりする。というより、単純にもったいない。いいアルバムが、それを間違いなく好む層まで伝わりきってないのは。

 この捻くれた感情は多ジャンルのオタクとも共有可能なはずだ。自分が大好きで、周りのオタクも間違いなく称賛するであろう作品が普及していないもどかしさは。なかったはずの機会を勝手にでっち上げて、それが手元から離れそうになると「機会損失だ!もったいない!」と一人頭を抱える...とまではいかなくとも、なんかもったいね~な~~~とは思ってしまうやっぱり。

 そういうもどかしさにケリをつけるために、このnoteを立ち上げました。タイトルは「今のところnoteでまだ誰もレビューしていない名盤たち」

 てなわけで、noteを見渡してみて未だに単発のレビューが挙げられていない名盤たちをガシガシ紹介していきます。マイナーな盤ばっかりじゃなくて「あ、その記事なかったんだ」みたいなラインのとこも突いていきたいですね。基準は自分の主観と、「このアルバムのまとまったレビューが読めたら嬉しいな」という気持ちです。

 というわけでちょくちょく更新していくつもりです。

 Dive Into Unnoted Music!

 


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