【年齢と時間感覚】年を取るほど時間が早く感じる理由
ジャネーの法則というものを聞いたことがあるでしょうか?
ジャネーの法則:体感時間と年齢は反比例する。5歳の1年は人生の1/5、20歳の1年は人生の1/20と人生と、年齢に対する比が小さいほど体感時間が短く感じられるという法則。
他にも体感時間が早くなる理由はいくつか仮説としてありますが、今回はジャネーの法則を元に考えていこうと思います。
何故、年齢に対する比が小さいほど短くなるのか?
「年齢に対する比が小さい」ということは、「人生に対する時間の密度が薄くなる」ということです。
「時間の密度」とは、「一定の時間内の内容がどれだけあるか」ということです。
つまりに、同じ時間でも詰め込めば詰め込むほど時間の密度は濃くなるということです。
限られた時間に何を詰め込むべきなのか?
子どもの頃は時間に対して意識して詰め込むことはなかったはずです。では、子どものほうが大人より意識せずとも持っているものは何でしょう?
それは、「新しいもの」との出会いです。「知らないもの」「初めて見た」「歩けた」全て新しいものです。
つまり、「今まで経験したことのないもの」を詰め込むべきということです!
何故、経験したことのないものを求めるのか?
人間の脳は報酬を求めるようにできています。しかし、快楽と報酬は違います。快楽でよいなら、ドラッグやアルコールにハマっていればよいです。
脳にとっての報酬とは、「達成感」です!そして、新しいものは達成感を感じる可能性が高いです。そのため、脳は新しいものに触れるとテンションが上がるという仕組みです。
新しいものにも2種類ある
「相対的」「絶対的」な2種類があります。この中でも「絶対的」なものが脳にとっては報酬となります。つまりは、今やってる延長線上のものよりも全く新しいものに挑戦するのが脳にとってはよいということです!
相対的とは、今までと比べて新しい
絶対的とは、今までになかった新しい
まとめ
人生が長くなればなるほど、「絶対的に新しいもの」に出会う可能性が減るため、時間の密度がどんどん薄くなってしまいます。
そうなると、いつの間にか、1年が一瞬で過ぎ去るようになってしまうので、意識的に新しい環境や全く知らないものに挑戦するのがよいかと思います!
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