[当たり前を疑う]常識という言葉を多用する人ほど常識がない
今回は私が1番嫌いな言葉「常識」について考えていきます!
みなさんは「常識」という言葉をよく使いますか?
私は、冒頭でも述べましたがこの言葉が1番嫌いです。(笑)
会社でたまに「○○するのが常識ですよ」という方がいますが、その言葉を使っている方で尊敬する人は1人もいません。(はい、ただの偏見です。)
この記事では私の思考の整理の兼ねて、何故常識という言葉に嫌悪感を抱くかアウトプットしていきます!
1.常識って何?
まずは、常識の定義を辞書で調べてみましょう。
常識:健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。
このように説明されてます。
見た限りなんとなく言いたいことはわかりますが、1つ1つの言葉を分解して深掘りしていくと曖昧な定義だと感じます。
この「普通の知識」と書かれている部分。ここが私としては1番曖昧さを感じる部分です。
2.普通って何?
では、普通というワードを使うシーンを想定してみましょう。
このイラスト画像の服装を見てください。
出典:https://townwork.net/magazine/knowhow/mensetsu/baito_mst/14012/
この格好で「ねえ、僕の服装どう思う?」と聞かれたら「普通だね」って答えませんか?(笑)
私は普通だと思いました。
何故、普通と思ったのか考えるとこんな服装の人はどこにでもいそうだからです。
そうなのです。普通というのは多数派だと思った時によく使ったりするのかなと思います。
ではこの方たちの服装はどうでしょうか?
出典:https://jfac.jp/partners/voice/blog/2018-01-11/
ミャンマーの方々の服装です。普通の服装だと思いますか?(^^♪
そもそも、ミャンマーの国に行ったことがない方は普通かどうかも判断できないのではないでしょうか?
こうやって考えると、普通というのは自分がいる環境のことについてしか判断ができないのです。
普通か異常かは、あなたのいる環境で判断しているということになります。
例えば、この世界に10人の男女だけがいて全員が身長170cmだとします。その環境だと身長170cmが普通です。
しかし、他の9人が身長140cmであなただけ身長170cmだとします。
その場合はあなたは普通じゃないです。
普通かどうかは絶対的な評価ではなく、あくまでも相対的な評価なのです。
3.再度、常識の定義を考える
普通について考えましたので再度、常識について考えてみましょう。
常識:健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮分別。
2章の内容を踏まえると、普通の知識というのは不明確な基準だと思いませんか?
国が違えば、普通の基準も変わって来ます。
国だけでなく、住んでいる地域、関わる人間が違えば普通の基準も変わって来ます。
なので常識か非常識かどうかも相対的な判断ということになります。
極端な話、極悪人の犯罪者が集まる刑務所で育てられた子供がいるならばその子供は犯罪を非常識だとは思わないでしょう。
あなたの常識は誰かの非常識の可能性だってあるのです。
4.終わりに
どうですか??
常識という言葉そのものが悪ではないですが、常識って言葉は丁寧に使った方がいいと感じませんでしたか?
私は常識感じます!
私自身、仕事で2回ほど「常識だよね?」という言葉を使って怒られた経験があります。
とても歯痒い気持ちになったのを覚えています。
「お前が常識かどうか決めるな!くそ!」って思いました。(笑)
(口悪くてすみません。。)
常識か非常識かの判断基準は個人が生きてきた、ちっぽけな世界で考えているだけなのです。
常識という言葉を使ってはダメということではないですが、この記事をきっかけに常識という言葉がすごく繊細な言葉だと思ってくれれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!(^^♪
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最後にアインシュタインの格言を贈って終わりに致します。
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