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【noteで学ぶ健康習慣の科学66:『耳垢』って掃除したほうが良いの?悪いの? 「 悪 い ! 」 問題】

(蛙・ω・)<いや、掃除するやろ

 って思うじゃん?

 なんですけど、「やり過ぎない方が良いらしいよ?」とも聞きますよね。

 どっちなんだい!!

 って思って今日は『耳垢』でググったり、論文ググったり、パレオさんのブログでも検索してみた。
 
(蛙・ω・)<今日綿棒で掃除したばっかなんだけど……?
 
 掃除したからこそ調べたんですけどね。

 てことで、参考にしたブログを紹介。

■神林耳鼻咽喉科医院さま

■パレオさんのブログ

■参考論文『綿棒で耳を掃除するのをやめるべき理由』


 さっそくですが面白い情報です。

 欧米では、耳垢そうじのことを、

耳掃除はやってはいけない禁断の快楽

 と呼ばれているそうです。おもろ。

 確かに、耳掃除はしても、されても、スッキリするし、何だか「良いことをした気分」になりますよね。カエルも本日「めっちゃスッキリした!」と思いました。

 が、そもそも、耳垢は耳の超手前にしか溜まりません。

神林耳鼻咽喉科医院より引用

 耳垢そうじをする際、「きっと奥に垢が溜まってるだろう」と奥まで綿棒や耳かきを突っ込んでいませんか?
 奥にある鼓膜に棒が触れて、耳の中で「ボソボソ」という音を聞いていませんか?

 そして、そもそも、「耳垢を取り除くことは良いことだ」と思っていませんか?

耳の症状が何もないのに耳掃除を繰り返すと、外耳道の自浄作用を破壊し、かえって耳垢が溜まり易くなったり、細菌感染を起こす心配があります。
さらに、耳垢をどんどん耳の奥の方へ押しやり聞こえが悪くなりなったり外耳道皮膚や鼓膜を傷つけてしまう心配もあります。

神林耳鼻咽喉科医院より引用

 
 なるほど、「耳掃除はやり過ぎると耳の中を傷付けたり、耳の中の環境を悪くするんだな」という感じです。

 いえいえ、もっと根深い問題があります。

・そもそも耳アカは良い奴なので取り除いてはいけない

耳アカは皮脂やコレステロールでできていて、鼓膜の汚れブロックし、内耳を水や感染から守り、バクテリアやカビの繁殖を防ぐ作用がある。なので、耳アカを取り除いちゃうと、長期的にみて健康を害することになる。

・鼓膜の傷つきやすさは思ったよりハンパない

綿棒は簡単に鼓膜まで達し、想像以上に軽く押しただけで破裂する可能性がある。鼓膜はやがて再生するものの、伝音難聴と呼ばれる障害を引き起こす。
「自分のヒジより小さなものを耳に入れてはいけない」んだそう。要は、何も耳に入れるなってことですね。

パレオさんのブログより引用

 
 てことで、そもそも、


✅耳掃除はするな

 
 ってことなんだと。

 ガチで耳に異常が起きた時だけ、病院で見てもらえ。

 って話ですね。
 
 
(蛙・ω・)<今日耳の奥まで綿棒突っ込んでガッサガッサして、今耳の奥がヒリつくのはそのせいかぁ……(後悔)

 
 なお、

「でも耳垢は溜まるよね?」問題に関しては、

・実際にキレイにしなきゃいけないのは、外から見える部分(外耳)

・特別な作業は必要なく、石けんと水で洗い流すだけで問題なし

・シャワーを浴びれば余分な耳アカは自然に流れ落ちる

・自然とあまった耳アカは外に押し出されるようにできているんで、内耳まで洗う意味はまったく無い

パレオさんのブログより

「外耳」とくくると幅が広いですが、耳の入り口にしか耳垢は溜らず、そもそもその耳垢も外に出ていく仕組みに耳の構造はできている。
 シャワーで外耳道の入り口周辺を指で優しく洗い流す。

 この程度にしておかないと、逆に耳の機能を衰えさせる可能性が高い。

 ということを覚えておいてください(o・ω・o)カエルは今日覚えました。

 
 耳がヒリヒリして痛いなぁ泣

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