見出し画像

最近『ウマ娘』しか観てない。なぜなら――、

 こんにちは(蛙・ω・)ヲタクです。

 今日はサブカル回です。
 
 スゴいスゴいと推してきた『ウマ娘プリティーダービー』というコンテンツですが。
 

 
 クオリティとセールスの躍進がとどまるところを知らない破竹の勢いとなっております。

 

 2021年の売上は1096億円。
 アプリ『ウマ娘』の提供元Cygamesを包括する株式会社サイバーエージェント社は2021年10/27時点で前年比+67%の増収と3.2倍の増益を報告しています。
 
 ちなみにウマ娘プリティーダービーは2/24で一周年を迎えます。稼ぎ時です。
 
 まあ、正直売上とかはイチユーザーであるカエルは知ったこっちゃありません(o・ω・o)詳しくありませんし。
 

 そ ん な こ と よ り 、 
 

 

(蛙・ω・)<ストーリーがめちゃくちゃ良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 という話をしたい。する。

 アニメ1期、2期、それぞれめちゃくちゃ良かった。

 
 が、アプリのストーリーもスゴい……!!!

 ウマ娘プリティーダービーがどんな設定のアニメ(ゲーム)なのかだけザクッと説明すると。

実在馬を元に、名前と魂を受け継いだ女の子(ウマ娘)が生きる別世界のお話。
 
実在した馬の史実を元に、時に『 if 』を描く。

 こんな感じ。
 
 普通の人間もいますが、アスリートでありアイドル的存在でもある『ウマ娘』という、色々と謎多き存在のお話です。

『ウマ娘プリティーダービー』をご存知なくて、もう少し詳しく知りたいという方がいらっしゃれば過去に書いたことがあるのでコチラをどうぞ。

 今回は、「ウマ娘のストーリー本当にスゴいから観てほしいんや!」
 

 ということだけ書いていきます(o・ω・o)。
 
 

□先ず原作が神

 原作という呼び名の実際に現実で起きた事実が先ず神がかってる。


「こんな奇縁ある?」
「こんな奇跡ある?」
そして、
「こんな悲劇ある?」

 
 驚かずにいられない、感動せずにいられない。
 涙を流さずにいられない。
 
 ウマ娘から「競馬」に入ったカエルでも、実馬がめちゃくちゃ好きになった。
 
 馬の寿命は平均25年と言われており、30年生きれば長寿と言われ、ギネス世界記録でさえ62歳です(人間に換算すると150歳相当)
 
 人間から見れば、短命と言ってしまっていいでしょう。

 さらに、競走馬しての選手寿命は約3年。
 3歳〜6歳という、とても短い期間しかターフを走ることはできません。
 
「負け組の星」と呼ばれ全国でブームとなったハルウララは1998-2006年と長期に渡り出走を続け113戦(0勝)という戦績を残しましたが、日本ダービーなどG1レースを走る馬は30戦も出走しないのが当たり前。
 賞金ランキング日本1位に輝くアーモンドアイ(19億1526万円)は15戦。
 
 中にはたったの4戦で引退したアグネスタキオンなどもいます(デビューすらできない馬ももちろんいます)
 
 本当に短い期間しか、脚光を浴びることができないのが競走馬という存在です。
 
 しかし、たったの4戦でも人の記憶に残り、競馬の歴史に残り、神話として語り継がれることがあるのです。

 
 


□『 if 』が最高に最高

 ウマ娘のストーリーの最大の魅力は、『 ifストーリー 』であること。
 実在した馬の歴史を踏襲しつつ、「あぁ、こうだったら良かったのに」を様々なの『もしも』で再構築している所だと思います。
 
 

『超高速のプリンセス アグネスタキオン』

 みんな大好き『アグネスタキオン』
 
 ウマ娘のアグネスタキオンはマッドなサイエンティストで、自身のトレーナーであるモルモットくんに人体実験を繰り返す異端者。
 
「ウマ娘」という存在の可能性と謎の探求を目的としている。
 
 そんな異彩を放つストーリー。
 


『漆黒の幻影 マンハッタンカフェ』

「お友だち」を追いかけ、追いつくために走り続ける少女。
 ちょっとホラーな設定やエピソードと、怒濤の伏線回収が最高に気持ち良い。
 
 クオリティで涙出る。
 
 トレーナーと出会ってからの、カフェの変化も……クる。


『おませな姫君 カワカミプリンセス』

 絶対にお姫様が使わないような粗暴な言葉遣いが逆に癖になって抜け出せなくなる。
 
「ピンチはパンチでねじ伏せる!」

 現代SNS社会で生きる人は全員カワカミプリンセスの育成ストーリー観たほうがよい。
 
 絶対に観たほうがよい。


『世代のキング キングヘイロー』

 一流のウマ娘は他のウマ娘のストーリーでも株をガン上げしていく。キングヘイロー株ストップ高。
 
 10度の敗北を超えて、血統を証明した。
 敗れても、敗れても、敗れても、絶対に首を下げなかった。

 一流のウマ娘。
 
 最高の血統を持ち、不屈の心で自らの力を証明した最高にかっちぇウマ娘ストーリー。
 

『割れないガラス メジロアルダン』

 最近実装された名門 "メジロ家" のご令嬢。
 
 ウマ娘ストーリーの中でもトップクラスの重たいお話。
 
 比喩でなく『命がけ』で走るウマ娘。
 
 史実馬の双子の設定、双子の一人は死産だったこと、双子の馬は身体が弱く生まれることもストーリーにしっかりと織り込まれている。
 
(蛙・ω・)<カエルはアルダンのストーリーがめちゃくちゃ好きだ。
 
 メジロアルダンは砕けない。
 
 

『異次元の逃亡者 サイレンススズカ』

 サイレンススズカのアプリストーリーを観るならその前にアニメ1期と、実馬のレースを先に観てほしい。
 
 98年金鯱賞
 98年天皇賞秋
 
 史実に何があったのか、それを知らずに ifストーリー を観るのは勿体ない。
 
 武豊騎手が「ディープインパクトに勝てるとしたら」と語った伝説の大逃げ。

 最速の機能美。
 速さは、自由か孤独か。

 

 
 本当にウマ娘のストーリーはどれも、どれも良くて、中でも好みの強いキャラクターを紹介していますが、キャラストーリー、育成ストーリー、どちらも観てほしい。
 
 ちなみにキャラストーリーの方は全7話で構成されていますが、全話フルボイス。


これが無料(基本)ゲームってマ?


□Cygamesのシナリオライターにはヤバいヤツしかいないっぽい

 アプリ『ウマ娘プリティーダービー』はゲームですから、ゲームのシナリオライターが存在します。
 ライターが実馬のエピソードを元に新しい『 ifストーリー 』を書いています。
 
「キャラクターが良くても話が良くないと面白くない」
「ストーリーが良くてもキャラクターが弱かったら、演技が下手だったら興ざめする」

 あるあるですよね。
 本当にあるあるです。


 
 ウマ娘にはこれが無い。
 

 ウマ娘というコンテンツのもっとも優れている点かもしれません。
 
 キャラクターの造形については割愛しますが、「なぜこのキャラクターはこんな風貌でこんな性格でこんな口癖を話してこんな物語になっているのだろう」の全てに理由があります。
 
 例えば『アグネスタキオン』の場合。

 なぜアスリートでありアイドルのような存在であるにも関わらず、研究者のような風貌なのか?

 それは名前に由来しています。

アグネス[冠名]
※馬主である渡辺孝男氏の娘2人が歌手のアグネス・チャンのファンだったことに由来。長女の希望で命名するようになった。
 
タキオン[名]
物理学用語[超光速の粒子」の意味を持つ「タキオン (Tachyon)]
常に光速よりも速く移動する仮想的な粒子
タキオンの語源は、ギリシャ語で「速い」を意味するギリシア語: ταχύ(tachy)

 アグネスタキオンは名前が物理学用語であることから研究者の要素を持つキャラクターになっており、研究者でありながら「未知の存在」であるウマ娘でもあるため、自身をも研究対象にしています。
 
 ウマ娘が人間とほとんど同じ肉体を持っていながら、人を遥かに凌駕する身体能力を有するのは何故なのか?
 
 何故ウマ娘は「走ること」に強く関心を持つのか?
 
「ウマ娘とは、多くの人の想いを背負って走る存在」と言われるのは何故か?
 
「走っている時に誰かに背中を押されているような感覚を覚える」のは何故か?

 アグネスタキオン自身が限界を超えて速く走るためには何が必要なのか?

 などなど。
 学園に所属しながらもほとんどの授業を受けず研究に没頭し、専属トレーナーである「モルモットくん」に怪しい薬品を飲ませ身体を緑色に発光させているのには理由があるのです。
 
 
 史実において、わずか4戦しか走らず、その4戦全てに勝利し、後世に語られる名馬を一蹴したアグネスタキオン。
 左前浅屈腱炎を発症し引退することとなったアグネスタキオンのストーリーには当然「ケガ」がつきまといますが、ifストーリーではそのケガはどう描かれるのか。
 競走馬時代、引退後のエピソードがストーリーにどう反映されるのか。
 
 この大きな期待値を、Cygamesのシナリオライターは必ず超えてきます。
 
「サイゲのライターは神シナリオしか書けないのか?」
 
 そう逆に揶揄される程に高い評価を受けるシナリオは必見必聴。 

 ストーリーを観終わる頃には、

「す、スゴい……」
 
 しか言えなくなってる。

 

□実況動画もアツいんだよなぁ!

 カエルはVTuberで必ず追っているウマ娘配信がありまして。


■天開司


■ニュイ・ソシエール

 
 加えてもう一人、YouTuberの方も。

■満腹なの丸P

 
 共通しているのは、お三方、全員が競馬ガチ勢だということ。
 
 史実はどんなエピソードだったのか。
 
 絶対に観たほうが良い史実レース。
 
 史実馬の血統や産駒の知識。
 
 リスナーも競馬ガチ勢の有識者揃い。
 
 そしてウマ娘愛(課金額も含む)

 
 カエルももちろんウマ娘はプレイしていますが、実際にプレイする時間よりストーリー、育成配信を観ている時間が圧倒的に多いです。
 
(蛙・ω・)<熱く語る人の話を聞くのが好きなんですよね。

 
 
 カエル自身、ウマ娘のストーについてネタバレあらすじ全開で語りたいこと、推したい見所が山程あります。
 が、語っても語っても伝えきれない微妙なキャラクターの機微やセリフや、セリフに込められた伏線や元ネタが溢れ出していますのでぜひ自分の目で観てほしいです。
 

そしてアニメ3期制作発表早く来てくれ


 1周年記念で発表頼む……!!!!!!

 ウマ娘のスピンオフ漫画である『シンデレラグレイ』のアニメ化も頼む。

 平成競馬を盛り上げた『オグリキャップ』『タマモクロス』に焦点を当てた漫画。面白い。
 
 メジロアルダン、ヤエノムテキ、サクラチヨノオーなど、最近アプリに実装されたキャラも登場するので、漫画でも活躍してほしい。
 
 
 
 これからもウマ娘から目が離せない!
 
 みたいな定型句は置いといて、迫る一周年Anniversaryや、未実装のウマ娘、権利的にまだ実装可能性が低い競走馬が今後登場するのか。

 メジロラモーヌやミスターシービー、ツインターボ師匠の実装はまだなのか!!
 
 楽しみが尽きない「ウマ娘プリティーダービー」という最強のコンテンツのお話でした。

 最近、ウマ娘ばっか観てる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?