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「Last stage」Dream drops and star flowers.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。
バッドランズ生まれ遊牧育ち、赤毛カーリーの家出娘な2代目ちゃん。
プレイ日記22回め、「星」Endのエピローグ。

アラサカ襲撃は成功し、シルヴァーハンドのデジタル人格を切り離せはしたものの2代目ちゃんの余命は半年くらい。そもそもは1週間だったと考えれば延びもしているが、仲間の命まで賭けて割りが合わない。
が、クラン「アルデカルドス」の面々は2代目ちゃんをあきらめていない。

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ナイトシティは見限って、2代目ちゃんを救う技術を探しに旅立つという。
パナムの運転で、越境の準備を進める臨時キャンプへ向かう。

「アルデカルドス」はノーマッドでも最古参のクランだ。
都市伝説級ながら語り継がれる大トンネルを抜けて、アリゾナを目指す。
ビル・ゲイツの計画したベルモントだったら面白いのに、なんて思いながら最終章「All Along the Watchtower」が始まる。
ここにきてクエストのタイトルには大御所ボブ・ディランがご登場だ。

臨時キャンプで2代目ちゃんを待っているひとがいると聞いて見にいけば、ジュディの姿が。彼女もナイトシティを見限って一緒に来るという。

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もう1つの「太陽」Endで悲壮感しかないジュディを見ていたので、こちらのほうが彼女にはハッピーエンドっぽい。

クラン「アルデカルドス」は、パナムと2代目ちゃんが操作する重輸送クラフトを先頭に、伝説の大トンネルへ。
そのさきは湖だったのだろうか、重輸送クラフトが水面を疾走する。

コクピットを出て、風に吹かれる2代目ちゃん。
先に見ている「太陽」Endよりも明るい表情が多い気がするのは解放感か。

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と、思い出したように2代目ちゃんがペンダントを外した。
ジョニー・シルヴァーハンドのデジタル人格に侵食される切っ掛けとなった弾丸をお守りにしていたものだ。

風にたなびかせ、手を放す。

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散りゆく自身の、よりも解放を連想させた。
そのまま重輸送クラフトは水面をまっすぐに進んで、物語は終わる。

エンドロールで、ナイトシティに残してきた登場人物からメッセージが。
ヴィクターは相変わらず、いいやつ。
驚かされたのはタケムラだ。わりと良好な関係だと思っていたのに。こちらだけだったらしく「このアバズレが」と吐き捨てられる。
襲撃後のアラサカはひどい有様と聞いているが、そのせいだろう。
完全ではないにしても希望が残るエンディングで、それだけが残念だった。

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コーポレート>ストリートキッド>ノーマッドとプレイした。
「悪魔」End>「星」End(隠し)>「太陽」Endとクリアしてみて、今回がいちばんしっくりと終えられた感じがある。
ノーマッドの外れもの感が、ストーリーと相性も良かったのだろう。

去年末のリリースから半年。
ホットフィックスも1.22まで出ているが劇的な改善はなさそうだ。
少なくともPS4では。
それでも悪いゲームではないと思える。
サイバーパンクへの思い入れが左右するところは大いにありそうだが。

つぎはどうしようか。

どうにも1周めのコーポレート→「悪魔」Endの後味悪さが残っているので、あらためてコーポレートでプレイするかな。
まだまだ続けそうだがプレイ日記はこれで終わりにするとしよう。

機会があれば、またそのうち。

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