[Early stage] Infiltrate deeply and quietly.

「Cyberpunk2077」はサイバーパンクの世界観そのままに未来世界を舞台としたオープンワールド型のアクションRPGである。
バッドランズ生まれ遊牧育ち、赤毛カーリーの家出娘な2代目ちゃん。
プレイ日記5回め、深く静かに潜入せよ（スニーキング・ミッション）編。
ふとマイアミ・バイスを思い出させる瞬間があるのは...雰囲気のせい？

手前のデクスター・ショーンが今回の依頼をまわしてきた顔役。彼のように荒事を請け負ってコーディネートまでを行う、フィクサーと呼ばれる顔役を介して仕事を受けるのがナイトシティの流儀だ。右に、情報支援を担当するＴバグ。彼女が着ている全身スーツは、情報戦を得意とするネットランナー御用達らしい。奥に、ちょんまげマッチョのジャッキー・ウェルズ。
で、”Ｖ”のチームだ。

アラサカ社が開発したバイオ・チップを盗み出すというミッションだ。
御曹司のヨリノブが宿泊先の隠し金庫に保管している。

御曹司が宿泊するペントハウスは高級ホテル「紺碧プラザ」の最上階だ。
仕立てのいいスーツとＡＩタクシー「デラマン」が用意され、それらしさを装って向かう。武器はタクシーに預けていくがステルス・ボットはホテルに持ち込まなければならない。最新のテックをプレゼンに来た、という名目であっさりとセキュリティをぬける。
この後に起こる悲劇の元凶とさえ思えるガバガバっぷりである。

ペントハウスには及ばないが、予約してある上層階のセミスィートへ。
ステルス・ボットを起動し、客室から客室を渡って、セキュリティルームに向かわせる。ホテル全体に防壁を展開しているネットランナーの意識は電脳側にあるので、無抵抗のままボットで無力化。

Ｔバグがホテルのセキュリティを掌握し、御曹司が出かけている間にペントハウスへ侵入。お目当てのチップを保管する隠し金庫を見つけたところで、重ドローンに囲まれる厳戒態勢でエアリアル・ビークルが飛来する。

侵入がバレたわけではなさそうだが、不穏な雰囲気に。

半生体チップなのか低温保管が必須らしいが、にしてもケースが大きすぎやしないかと思いつつも抱えてペントハウスを出ようとしたところ、Ｔバグが「とにかく隠れろ！」と大型モニターの中へ滑り込む。

慌てた様子でアラサカ御曹司が戻ったかと思えば、一代でアラサカ社を築き上げた御大のご登場だ。厳戒態勢で飛来したビークルに乗っていたのは5大メガコーポの1つを率いるサブロウ・アラサカだったわけだ。

御曹司が持ち出したバイオ・チップは、サブロウ肝いりの計画の要らしい。持ち出しに気がつき、自ら回収に現れるほどのプライオリティだ。

シティに出てきたばかりの家出娘が手に負える代物ではなさそうだ。
が、さらに事態は手に負えそうにない最悪の方向へ進んでしまう。

御曹司のヨリノブが、サブロウを手にかけたのだ。

息子と話をするだけだ、とサブロウが人払いしたおかげで目撃者はいない。少なくともヨリノブは疑いもせず誰もいないと思い込んでいる。
サブロウが毒殺された、と警備を呼びつけてホテルの全館封鎖を命じる。

身に余る代物と、荷が勝ちすぎる出来事。
このままチップを抱えてホテルを無事に出ることはできるだろうか。
次回、脱出編。