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高齢者は最終的に特養老人ホームがいいのか、有料老人ホームがいいのか

私は特養を母体とする社会福祉法人事務局に16年9ヶ月の勤務経験があります。一方、母親が有料老人ホームで10年間お世話になった経験があり、特養と有料老人ホームの両方をそれなりに知っています。そうした立場から特養と有料老人ホームのメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

1.特養のメリット
収入に応じた食費、居住費を払うことができる。
収入に応じて第1段階から第4段階まで分かれており、第4段階だと月額の利用料が20万円を超えるが第1段階だと10万円にも達しない金額で利用できる。これが特養の最大のメリットである。つまり収入がない人にはないなりの金額で利用できるのである。従って年金が少ない人でも特養なら十分暮らせるのである。この点有料老人ホームはそのような仕組みになっていない。有料老人ホームの仕組みは次回述べることにします。


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