素敵な君への少しの嫉妬

一部再開された飲食店が路上でテイクアウト商品を売り出す駅前で、いつものように夕飯の買い出しをする。
なんか、お祭りみたいだね
隣を歩く君は自粛疲れなんて言葉は知らないみたいに早足で進んでいく。
僕はいつもより強い力でその手を握った。どんどんと進んでいってしまう君が僕から離れてしまう気がした。

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