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新しい会社ロゴとミッション・バリューに込めた想い

2022年5月にシリーズB資金調達を実施しグロースフェーズを迎えようとしているAzoopでは、2022年8月に会社ロゴとミッション・バリューを刷新し、新たにCI(コーポレートアイデンティティ)であるタグラインを創り公表させて頂きました。

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今回は、会社ロゴやミッション・バリュー改定の背景、タグライン新設の理由やそこに込めた想いなどについて書きたいと思います。

本プロジェクト始動の背景

2022年2月頃に本プロジェクトを発足しましたが、当初の目的は「会社ロゴの変更」と「バリューの見直し」の2つでした。

1.会社ロゴの変更
旧・会社ロゴは創業当初より使っておりましたが、デザイナーでも何でもない大学時代の後輩にイラストレーターを使えるからという軽率な理由でロゴ作成を依頼し、創業から約5年間に渡り気に入って使用させてもらっていました。ただ外部パートナーとの協業等で会社ロゴをご使用頂くシーンが増えたことにより、「ロゴガイドライン」など体裁だったものが必要になってきたため、プロにお願いして刷新した方が良さそうだということで、会社ロゴを変更することになりました。

2.バリューの見直し
正社員数が10名に満たない2019年春頃、その当時私が大切だと考えていた価値観を「5つのAzoopValues」として言語化し掲げておりましたが、正社員数50名を超えた頃からバリューフィットが薄れてきたという違和感から、このタイミングで見直しをかける判断に至りました。

本プロジェクトには、執行役員を中心に参加してもらい、月2~3回の頻度で
1回3~4時間程度のMTGを重ね、皆の納得度が高いアウトプットがでるまで喧々諤々と「Azoopの使命・存在意義」や「大切な価値観」「今後の方向性」など話し合いました。

結果的には、当初の目的であった上記2つに加え「ミッションの改定」
「タグラインの新設」
をすることになり、約半年の歳月をかけて本プロジェクトを終えることになりました。

MVVの考え方とタグラインの位置づけ

MVV「ミッション、ビジョン、バリュー」3つを打ち出す企業が多い中、
Azoopではビジョンは敢えて設けず、ミッションとバリューのみ掲げることになりました。

<私たちのMVV解釈>
ミッション(不変的)
使命・存在意義:何をしてどのように社会へ貢献できるのか?

ビジョン(中長期的)
目指す理想の姿:近い将来どんな状態が理想で、どう客観視されたいか?

バリュー(定期的)
提供する価値・大切な価値観:何を大切にして行動するか?

ミッションは生涯を通じて不変的なものに対して、ビジョンは時代の流れと共に中長期的には変化するものだと私たちは考えおります。

一方、私たちは創業当初より物流をファーストステップに様々な産業の課題解決を担うリーディングカンパニーになりたいという想いがあり、向こう数年で新たな領域・テーマに挑む可能性が高いため、このタイミングでビジョンを定めてもすぐに変わる可能性があるという結論に至りました。

ただミッション・バリューのみだと抽象度が高すぎて、私たちの想い・やりたきことが一言で対外的に伝わらないという社内共通意識があり、特にリファラル採用シーンで課題が顕在化していたため、新たにCI(コーポレートアイデンティティ)であるタグライン設けることなりました。

「レガシーを、スマートに。」


コピーライターの株式会社パラドックス 鈴木様に20案近くご提案頂き、「industry innovator」という候補案との2択で最後まで悩みに悩みましたが、投票による多数決でこちらに決まりました。リクルーティングに限らずあらゆるシーンで使いやすく、使わない日がないと言っても過言でないほど、愛用しています。笑

ミッションに込めた想い

旧・ミッション「仕組みを変えて、世の中の選択肢と可能性を広げていく」でもよかったものの、先述通り議論を重ねる中で以下3つのポイントで、
ミッションも見直すことになりました。

1.端的に理解され難い
2.仕組み(構造)を変えることが目的化している
3.ターゲット(誰のため)の抽象度が高い

特に3つ目の「誰のため」は、働く意義・モチベーションに直結する重要な部分なので、決めるのに一番頭を悩ませたポイントです。

私たちは現在「トラッカーズ」サービス群で、社会インフラである物流業界の変革・発展にコミットしておりますが、挑戦する領域・テーマをエッセンシャル業界やデスクレス業界などに範囲を絞るべきかなど、様々な可能性を加味した上で議論が重ねてきました。

そして最終的には「次世代に」という言葉が入る訳ですが、
その背景には「日本の未来のために」というミレニアル世代、Z世代の
私たちの想いが込められています。


「次世代に、新たな選択肢と可能性を。」

2030年、2040年の日本を考えた際に、私たちは今何をすべきなのか。
そこを起点に、様々な領域・テーマで挑戦をし続ける会社でありたいと
思っております。

読者の皆様には、当たり前レベルの話に一見思われるかも知れませんが、「誰のため」を決めて目線を合わせられたことは、私たちにとっては大きな一歩前進となりました。

7つのAzoop Values

旧・5つのAzoop Valuesの言葉の意味合いは踏襲されながらも、普段の会話で使いやすいように言葉尻を変更したり、「Feel Reality」のように新たに仲間入りしたバリューもございます。

7つのAzoop Valuesには様々なこだわりが隠れていますが、海外展開を見据え「英・日」を併記しているところが、最もこだわったポイントです。

バリューだけ

Newロゴ

ロゴ

<ロゴコンセプト>
新たなロゴデザインのコンセプトは「Encourage」。
社名の由来となっているインフィニティマーク(∞)に、メガホンのイメージを組み合わせてシンボルをデザインしています。まだまだ古い慣習や習慣にとらわれていることが多い世の中で、⾃ら変⾰していくことはとても⼤変で勇気がいることです。私たちはそのような挑戦をあと押しし、⿎舞し、リードしていくという想いを新たなロゴに込めています。

<コーポレートカラー>
カラーコンセプトは「Passion Red」。志・情熱・熱意など、たくさんの「⼼」にまつわる想いをコーポレートカラーとして制定しています。

コピーライター鈴木さんとのPodcast

本プロジェクトをお手伝い頂いた外部パートナー・株式会社パラドックス 鈴木さんとのPodcast配信です。noteでは書かれていない内容が沢山ありますので、ぜひこちらもご視聴ください。

最後に

Azoopでは、PdM、UXデザイナー、エンジニア、セールスを中心に全方位で積極採用中でございます。
採用HPに足を運んで頂ければ、より私たちを理解いただけるコンテンツが充実しておりますので、是非ご訪問ください。

また私とのカジュアル面談も積極的に実施させて頂いております。
Azoopについてもっと知りたいと思った方は、是非Meetyよりカジュアル面談をお申し込みください。


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