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サクセスフルエイジングとは

サクセスフルエイジングとは、「より良い人生を送り、天寿を全うすること」ひとことでいえば「幸福な老い」のこと。

私の両親はまだ健在で、瀬戸内海に面した田舎で暮らしている。親父はもうすぐ90歳、おふくろは85歳を過ぎた。昔は家の名前を残すという習慣があったが、戦争で後継ぎがいなくなった。そこでおふくろが養女に入り、親父が養子となった。今、考えるとそこまでしてという思いがあるが、その時代はご先祖様を大切に本家筋を残していくことが重要視されていた。
 家業であった酒店を引き継ぎ、高齢の今でもほそぼそと続けている。親父はカラオケの師範となって今でのお弟子さんをとって指導している。
 おふくろは、腰の手術やら目の病気やら首の痛みやら、たまに電話しても体の不調を訴えることが多い。家事は親父がやっているらしく、おふくろはそのことも申し訳ないと思っていたり自分がはがゆいらしい。
 
 おふくろは、祖々母が寝たきりになり10年以上介護をしたのを覚えている。今とは違い、おむつは布製で、ごはんも介助が必要だったので今思えば大変案苦労だったと思う。今は介護保険でヘルパーさんに来てもらえるけれど、、、。
 おふくろに電話すると、体調が悪い、首も痛くて寝てるだけ、おまけに目も見えなくなってきて本当につらいという。確かにそうかもしれない。残りの限られた人生だから、その中でできることをやったらいいのにな。世の中には生きたくても生きられない人もいるし。昔から音楽が好きでピアノを弾いたり大正琴をやっっていたので、そんなことをやってみたらと進める。今後、曾孫を合わせにかえるから楽しみにしてねと伝えてはげます。

 人生100年時代を見据えて、老年期を幸福に過ごすことを考える。ライフシフトの中で著者リンダグラットンは、2017年生まれの子供は、107歳まで生きると指摘している。
 サクセスフルエイジングの理論では、活動家か引退か?どちらの考え方もあり、本人の状況とニーズに応じた考え方をする必要がある。
 引退後も可能な限り中年期の職業やその代替の活動を継続していくのか?
 活動低下と人間関係の減少は不可避で自然。離脱を受け入れ内的世界の充実を図るのか?

 80歳を過ぎたら、薬から解放され、好きなものを食べ、好きなことをして自分の考える自分の幸せを全うしていきたいな。
 老後人生の三大不安である 居場所 健康 貧困 について今からライフプランを考えても早すぎることはない。

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