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「ケニア視察」に学ぶこれからの生き方、自分の在り方

会社を退職する前に縁あってケニアの視察旅行に出かけた。日程は10日間、現地の日本NPO法人の方が運営する学校や孤児院のほか、世界最大のスラムといわれるキベラスラムやサファリで有名なマサイマラ国立公園を視察した。キベラスラムは衝撃的だったが、貧困の中でも助け合っている人たちの前向きな生きる力を感じた。そして、自然そのものの広大なサバンナ。
 会社員時代のコーチングの学びの中で、講師から聞いた人のDNAとチンパンジーのDNAの違いは1%と言われる。その違いは人の役に立つや貢献していくことだ。「みなさんは、そのDNAを使っていますか」という言葉が頭に残る。要は自分さえよければよいということではなく、他の人のことや社会のためにということを考えることが大切だということだった。自分を振り返った時に考えたのは、はやく出世したいとかもっと給料を上げてほしいとか、なんでこんなに成果をだしているのに認めてくれないんだというような考え方でいっぱいだった。だから、他人からどう思われるとかいう評価が気になるし、そのためには自分の鎧をたくさんたくさん着ていたなと思う。相手のことを考えているふりをしながら自分を良く見せたいと思うような感じだった。なんか、むなしかったし苦しい気持ちがあったな。よき管理者であらねば、良き父親であらねば、良き教育者であらねばならぬという感じ。
 ケニアのサバンナで考えたこと。「自分には何ができるのか?」「どうありたいのか?」じっくりと考えた。もちろん、答えは出ない。広大なサバンナの中でライオンやしまうまや象が物珍し気にこっちを見ている。まるで、動物園の檻の中にいるのはこちらという感じだった。
 ケニアでは一部の地域を除きインフラの整備はされていない。地方では水くみをしなければならない。電気も各家庭までには十分に整備されていない。日本の生活の便利さ豊かさとはくらべものにならない。ものもあふれているし。

では、心の豊かさはどうだろう?

できるならば、これまでの経験や知識を活かして、個人と組織の成長や活躍にかかわることができたら。個人の力がまとまれば。DNAの力を信じて
「地球人」として持続可能な地球を次の世代に残していきたい。
セカンドライフは自分に素直に正直にDNAを使って。

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