見出し画像

〈衣服と健康〉

食べ物や住環境と同じように衣服の健康に与える影響というのは結構あるだろうということを考えています
というのも 決まって具合の悪くなる服、必ず湿疹が出る服、というのが大昔からありまして
サイズが合わなかったり柄や色が気に入らなくて着ていてテンションが下がるというのもありますが、何かしらの成分が皮膚や呼吸器を通して体内に入り込んでいるのではないかと いつからか 考えるようになりました

以前どこかで 喘息の治療薬「ホクナリンテープ」について書いたことがあるのですがそれは皮膚に直接貼る薬なのですが、ほんの数センチ四方のそのテープから皮膚を通して吸収される薬効には私の心臓を破裂させるかというくらいの副作用(動悸)がありました
そのくらい 皮膚からは何かしらが吸収されるということに驚きました

体が健康で生き生きとしているならば、多少何か有害なものを吸収しても何ともないのだと思いますが 弱っている時には影響を受けやすい 着るもの身に付けるものにも少し気を配る必要があるように思います

江別市で亜麻の布を織られる小野田由美さんとの「北海道の草の繊維の手織り布展」をした際、葛布と亜麻布に囲まれた空間に、何だかとても心地良くホッとした経験があります 
理屈抜きで、直感的に自分の体にとって良いものだと体が感じ取ったのではないかと思います

と言って、化学繊維を否定する訳では全然ありません。私もそれらを大いに利用します。適材適所 それぞれに役割があるのだと思いますし、
本当に良いものはその内包する悪いものをも駆逐する
(関連記事→https://sessou-kuzunonuno.tumblr.com/post/185263719727/)のだとも思います

着ていて心地よいと感じる衣服は きっと必ず それを纏うご本人を 健康に導くと 私は信じています



いただいたサポートは制作費として大切に使わせていただきます。 https://kuzunonuno.com