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〈手稲の色について〉
今年から手稲に生きる草木を染料とした色を随時まとめていっています
毎年記録して 後に色選びのご参考にしていただきたいという主旨です
今回は
蔓を採取した時に落とした葉を集めて染料とし染めた絹糸を載せました
(こちら↓)
「手稲の色・葛」
https://kuzunonuno.com/2020/07/02/%E8%91%9B/
この糸を経糸に
緯糸は葛の糸
織った布に葛粉で糊をかける
すると
一度離れ離れになった 葉、蔓、根が 布の上で再び出会い混ざり合う
感動の再会です
アイヌ語で葛のことを「オイカラ(oykar)」というそうです。
(アイヌ民族がクズを利用したという記録は皆無ですが 恐らくもともと北海道にはなく本州から持ち込まれあっという間に広がった とても目立つ植物だったのでは?というのが私の予想の仮説です)
次作は『oykar』と名付けた八寸帯地(無地)を織る予定です
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