甲辰

辰年、どこかのお寺で龍の絵がみられるといいな。
お正月、従弟の子たちが来た時、龍の絵をリクエストして描いてもらった。それを飾って満足し、今のところお参りはできていない。

雨、川、雷、台風、恵みであり脅威でもある水の力。
その象徴として捉えられてきた龍。
天地の間を行き来する存在とされている。

仏法を守ると言われ、お寺の襖絵や天井画に描かれていることもある。
その絵と対峙するとき、身の丈より高い視点から自らの姿勢を問う機会を与えてもらえる気がする。
その感覚を辰年を期に意識してみたいと思った。

そう言いながらも、スマホのロック画面は仙崖の龍
その目は戯けて「身の丈上等」と言っている。

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